前日26日の米国株式市場は反落。個人消費支出(PCE)で根強いインフレが示され、寄り付き後、軟調。金利高を嫌気した売りに終日軟調に推移したものの、原油価格の下落で下値も限定的となった。半導体エヌビディアの決算を引け後に控え、相場は終日調整が続いた。 米株式市場の動向を横目に、本日の日経平均は続伸して取引を開始した。米株市場の引け後に発表された半導体エヌビディアの決算を好感し、寄り付き直後は半導体関連を中心に買いが先行した。ただ、買いは続かず、指数は上げ幅を縮小。米PCEで根強いインフレが示され金利高が警戒されているうえ、週末にかけての重要日程を前に持ち高調整の売りも出て、前場中盤にはマイナス圏に転じた。その後持ち直したものの、前日終値近辺でのもみ合いとなった。テクニカル面では、75日移動平均線が上値抵抗線として意識される水準にあり、同水準を明確に上抜けるまでは戻り待ちの売りが出やすいとの見方もあった。
大引けの日経平均は前営業日比130.18円安の66,131.98円となった。東証プライム市場の売買高19億6,156万株、売買代金は7兆8,700億円だった。業種別では、非鉄金属、石油・石炭製品、繊維製品などが上昇した一方で、その他製品、精密機器、医薬品などが下落した。東証プライム市場の値上がり銘柄は45.7%、対して値下がり銘柄は49.4%となっている。
個別では、キオクシアHD、フジクラ、TDK、イビデン、東エレク、村田製、スクリン、京セラ、ベイカレント、オリンパス、住友電、ソフトバンクG、トレンド、ニトリHD、古河電、ファナックなどの銘柄が上昇。
一方、アドバンテ、ファーストリテ、中外薬、ヤマハ発、KDDI、住友鉱、HOYA、ディスコ、コナミG、バンナムHD、アステラス薬、日産化、任天堂、塩野義などの銘柄が下落。