TKPは28日、持分法適用関連会社である味工房スイセン(本社:東京都品川区)について、同社の親会社であるハークスレイホールディングスが保有する全株式を譲り受け、完全子会社化(100%子会社)すると発表した。
同社は全国で貸会議室や宿泊研修施設、ホテル、宴会場などを展開し、会場利用に付随するケータリングや弁当など、多様な料飲サービスを提供している。近年、飲食を伴う懇親会やパーティーの需要が回復するなか、料飲サービスのさらなる強化を進めている。
味工房スイセンは仕出し料理事業やケータリング事業などを展開している。有名ホテル出身のシェフが在籍し、洗練された四季折々の料理とサービスにて、食に集う顧客に非日常の時間・空間を提供している。
同社は2025年4月、ハークスレイホールディングスとの業務提携の一環として、同社グループより味工房スイセンの株式35%を取得し、持分法適用会社とした。以降、味工房スイセンとの協業を通じ、同社施設の料飲サービスにおいて、高品質な仕出し料理やケータリングを展開する味工房スイセンの事業ノウハウを活用し、事業効率の向上やシナジー創出に取り組んできた。
こうした協業を進めるなか、会議や研修などのランチ向け弁当から夜の懇親会・パーティーにおけるケータリングまでを内製化し、幅広い料飲需要に、より機動的に対応できる体制を構築するため、味工房スイセンの完全子会社化を決定したとしている。
同社が有する全国の施設ネットワークや顧客基盤と、味工房スイセンが培ってきた調理・ケータリングのノウハウをより緊密に融合し、料飲サービスの供給力や商品力、サービス品質のさらなる向上を図っていく方針である。
なお、同社とハークスレイホールディングスは、2025年4月に締結した業務提携契約の一部を変更する覚書を締結した。同社の顧客に向けたハークスレイグループの商品の提供など、具体的な取り組みも進めており、今後も双方の強みや経営資源を活かした協業を推進していく意向である。