三陽商会は28日、2027年2月期第2四半期(2026年3月-8月)の連結業績予想を修正すると発表した。なお、2027年2月期の通期業績予想は維持している。
2026年4月14日に公表した前回予想から、売上高は257.00億円(前回予想比6.9%減)、営業利益は△4.00億円、経常利益は△3.60億円、親会社株主に帰属する中間純利益は△4.80億円へ修正する。
今期のアパレル市場では、内外の政治経済情勢の先行き不透明感や恒常的な物価上昇による消費者の生活防衛意識の高まりを受け、中高級品市場は総じて低調に推移している。第2四半期に入って以降、特に春夏プロパー商戦最終盤の6月は天候不順が続いた影響で市場全体が大きく低迷し、同社もプロパー販売が不振となった。6月単月の売上高は前年比90.0%に留まり、営業利益も前年から大幅に低落した。
一方、7月のクリアランス以降は、プロパー販売の徹底強化とセール販売の適正規模への抑制により、7-8月のプロパー販売額は前年比108%となり、粗利率は前年から3.3ポイント改善した。ただ、6月の落ち込みを挽回するまでには至らず、第2四半期累計は当初計画を下回る見通しとなった。なお、2027年2月期の通期業績予想については、7月以降プロパー販売額が前年を上回っていること、KPIが大幅に改善していることから、第3四半期以降もこの基調を維持することにより第2四半期までの業績下振れを挽回することが可能と判断し、前回予想を維持する。