2日の東京市場でドル・円は反落。中東情勢の長期混迷を懸念したドル買いが先行し、160円39銭まで一時上昇。その後は米金利・原油相場は伸び悩み、ドルは失速。午後は日銀審議委員の利上げに前向きな発言を受け、円買い主導により159円43銭まで下値を切り下げた。
・ユ-ロ・円は185円75銭から184円55銭まで値を下げた。
・ユ-ロ・ドルは1.1596ドルから1.1566ドルまで下落した。
・17時時点:ドル・円159円60-70銭、ユーロ・円184円90-00銭
・日経平均株価:始値65,195.43円、高値65,195.43円、安値64,215.47円、終値64,325.64円(前営業日比1,889.70円安)
【金融政策】
・NZ準備銀行(中銀):政策金利を2.50%から2.75%に引き上げ
・声明
「インフレ率を2%に戻すため、金融緩和を徐々に縮小していくことが適切と判断」
「後になってOCRをより大幅に引き上げる必要が生じるリスクが軽減される」
「政策決定、中期的なインフレへのリスクのバランスに関する委員会の判断に依存」
「国内経済の回復は再開したものの、依然として不均衡なまま」
【要人発言】
・高田日銀審議委員
「従来の半年に一度という状況ではなく、機動的な対応が必要」
「2026年は従来と違う対応をする必要が出てきた」
「中立金利は従来の分析から大きく外れてしまうリスク」
「2026年は物価の上振れをより重視した議論が必要な局面に」
「世界的な利上げへの転換が早まる可能性」
「物価が予想以上に上振れするリスクも念頭に置く必要」
「国債買い入れ減額プロセス、慎重かつ時間をかけた対応が必要」
「大幅な実質政策金利マイナスの修正が足元も必要」
「金融政策は一定の利上げ間隔や幅にとらわれず、機動的な対応を」
「物価上振れを防ぐ意思を示し、為替の影響にも配慮する必要」
「今年は新たな局面に入った、レジーム転換との認識」
・マクルーフ・アイルランド中銀総裁(報道)
「ECBは利上げに備えるべき」
「ECBはユーロ圏の成長率見通しを小幅に引き上げる見込み」
・ブレマンRBNZ総裁
「経済を支えながらインフレ率を下げることは可能」
「政策金利を中立水準に引き上げるものの、緩和的な金融政策を維持」
「一段の利上げ、これまで実施した利上げの影響次第」
・トランプ米大統領
「イランを交渉のテーブルに着かせようとしているわけではない」
「イランが合意に署名するかどうかには関心がない」
・片山財務相
「ウォーシュ議長と会談、成長と財政持続可能性の両立、IMFなども理解
「G20、協調介入は国際合意に基づく、理解を得るいい機会に」
「デフレでない状況になったら処方箋があると米財務長官、違和感はない」
「米財務長官、潜在成長力を上げる政策は正しいとの考え」
「長期金利、特定の水準にはコメントしない」
「高い緊張感をもって市場動向を見極める。国債管理政策を適切に行っていく」
「市場参加者と丁寧な対話を行う」
・植田日銀総裁
「9月会合の判断については、ノーコメント」
「利上げ、次回会合を含めて毎回会合でしっかり議論する」
「展望リポートの見通しに沿ったデータが出ている」
「利上げ時期とペース、中東、AI、為替などをみて検討する」
【経済指標】
・豪・GDP(4-6月):前年比+2.1%、予想+1.9%、前回+2.5%
東京為替:ドル・円は反落、円買い主導で159円台に
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