皆さん、こんにちは。今回は、ドル円についてのレポートを紹介します。
陳さんはまず、今週のドル円について、『米国のインフレ指標がポイントとなろう』と述べています。
続けて、『先週は、日米から出てきた2つの重要な発言により、一気に円高に振れる展開となった。ベッセント米財務長官はG20財務相・中央銀行総裁会議が9月1日に閉幕した後、「日本にリフレ政策をやめるべきだと伝えた」と明かした。リフレ政策とは、緩やかな物価上昇を目指し、金融緩和に前向きなだけではなく、財政出動にも積極的なことを示すため、日本に利上げを迫っただけではなく、積極的な財政出動に対しても釘をさしたことになる』と伝えています。
また、『2日に行われた日銀の高田審議委員の記者会見では、日銀の金融政策を「基調的な物価を上げていくという状況も変わり得るため、これまでと違った考え方が必要になる」と語った。そのうえで、利上げのペースに関して「2025年までは年2回のペースだったが、2026年は局面が変わって新たなレジーム(枠組み)になった」と発言した。また、1回の上げ幅についても「必ず決まっているようなものではない」と話し、タカ派的な姿勢を示した』とつたえ、『かなり踏み込んだ内容だったため、ドル円の下落に拍車がかかった』と述べています。
次に、『週末4日に発表された8月雇用統計は、景気動向を敏感に反映する非農業部門就業者数が市場予想を大幅に上回ったため、米連邦準備制度理事会(FRB)が9月に利上げに動くとの観測が幾分強まり、ドル円を押し上げたが、円買いの流れを変えるまでには至らなかった』と伝えています。また、『今週は、10日に8月米卸売物価指数(PPI)、11日に消費者物価指数(CPI)が発表される。インフレに減速が見られれば、米連邦準備制度理事会(FRB)による9月の利上げは後退し、ドルは押し下げられよう』と見解を述べています。
一方、日銀に関しては、『9月17、18日に行われる金融政策決定会合で0.25%の利上げはほぼ織り込まれているが、0.5%の利上げを実施する、もしくは連続利上げの可能性を示唆することがあれば、さらに円高が進む可能性が高いだろう』と考察しています。
ドル円の今週のレンジについては、『154.00円~158.00円』と予想しています。
上記の詳細コメントは、ブログ「テクニカルマイスター」の9月7日付「ドル円今週の予想(9月7日)にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。