ベースフード 273 -1
反落。10日の取引終了後に、中国のパンパン食品(PANPAN FOODS)グループとの業務提携を通じ、中国のEC大手、アリババグループ傘下の生鮮スーパー「盒馬鮮生」で「BASE BREAD」を中国市場向けに最適化した「多栄養面包」シリーズの現地製造・販売を開始したと発表し、好材料視されている。海外戦略の一環として、中国市場での販売拡大を図る。提携による業績予想への影響は織り込み済みで、10月15日開催予定の27年2月期第2四半期決算説明会で詳細を説明する予定としている。
3Dマトリクス 381 +39
大幅反発。10日の取引終了後に、27年4月期第1四半期決算を発表、好材料視されている。売上高は32.25億円(前年同期比46.9%増)、営業利益は4.94億円(同5388.9%増)と大幅増益となった。米国で消化器内視鏡領域が成長し、新規口座を100件獲得するなど販売が伸長したほか、販管費が計画を下回ったことが営業増益に寄与した。一方、経常利益は3.42億円(同63.5%減)と減益となった。前年同期の為替差益9.38億円に対し、今期は為替差損1.49億円を計上したことが主因。
Fusic 2749 +42
反発。10日の取引終了後に、Pale Blueが代表機関を務めるJAXAの宇宙戦略基金採択プロジェクトに参画すると発表した。超小型軌道間輸送機(OTV)の地上システムについて、クラウド基盤やUIの設計・開発を支援する。同社はクラウド技術と宇宙分野のドメイン知識を生かし、地上システム全体の設計やクラウド基盤の構築などを担う。宇宙輸送インフラ分野での実績・事業機会の拡大につながる点が好材料視されているようだ。
キオクシアHD 53420 -4670
大幅反落。中東情勢の不透明感が継続する中で原油相場が上昇、WTI先物は1バレル=100ドルを突破して103ドル台にまで上昇。インフレ長期化への懸念で米10年債利回りも5%台にまで急接近している。これを受けて、米国株式市場もハイテク株を中心に下落し、SOX指数は2.6%の下落となっている。サンディスクやマイクロンなどのメモリー株も4%超の下落となっており、国内半導体株にも売りが波及する展開となっている。
鎌倉新書 595 +27
大幅続伸。前日に上半期の決算を発表、営業利益は8億円で前年同期比35.3%増となり、第1四半期の同30.0%増から増益率は拡大する形となっている。通期予想の17億円、前期比46.3%増は据え置きだが、前期発生の株式報酬費用を除いた実質的な増益率は25.8%増であり、上半期は想定を上回る進捗と捉えられる。介護事業、官民協働事業が成長を牽引しているが、葬祭事業もしっかりと伸長している。
三十三フィナンシャルグループ 2022 -144
大幅反落。27年4月に予定していたあいちFGとの経営統合の基本合意を解消すると発表している。5月に経営統合で基本合意していたが、持ち株会社の方向性などで見解の相違があり、9月に予定していた最終契約の締結が困難だとの認識に達したようだ。あいちFGも売り先行となったがその後は下げ渋る動きになっており、同社に関しては、より統合プレミアムへの期待が高かったものとみられる。
ビジョナル 8354 -440
大幅反落。前日に26年7月期の決算を発表、営業利益は246億円で前期比14.6%増となり、従来予想の231億円を上回る着地となった。一方、27年7月期は266億円で同8.3%増の見通しとしているが、市場コンセンサスは280億円超の水準であったため、それを下振れる状況となっている。今後3年間はHRMOSの事業投資を強化する期間と位置付けているもようであり、下振れ要因につながったとみられる。
レゾナック 14385 -1620
大幅続落。SMBC日興証券では投資判断「2」を継続し、目標株価を17800円から17300円に引き下げている。バリュエーション指標には既に半導体材料メーカーとしての評価が概ね織り込まれつつあり、同業他社を上回る水準は期待し難いとの見方を維持するようだ。同業他社のPER水準低下などを反映している。黒鉛電極の市場環境は改善の兆しとしている一方、半導体材料の高成長に対する市場の期待値を超えるハードルは依然として高い印象と。