[日経平均株価・TOPIX(表)]
日経平均;63190.37;-302.62
TOPIX;4055.11;-3.10
[寄り付き概況]
15日の日経平均は302.62円安の63190.37円と3日続落して取引を開始した。前日14日の米国株式市場は反落。ダウ平均は152.09ドル安の52421.20ドル、ナスダックは146.63ポイント安の26186.41で取引を終了した。人工知能(AI)開発会社の最高経営責任者(CEO)達が相次いで過剰に速やかな開発の危険性を訴え、政府に規制強化を要請したため、関連企業の下落が重しとなり、寄り付き後、下落。原油高や9月連邦公開市場委員会(FOMC)での利上げ警戒感がさらなる売り材料となった。
今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が下落したことが東京市場の株価の重しとなった。中でも、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が5.86%下落と、ダウ平均(0.29%下落)と比べ下落率が大きく、東京市場で半導体関連株の株価の重しとなった。また、海外市場で原油先物価格や米長期金利が引き続き高い水準で推移していることが東京市場で投資家心理を慎重にさせた。一方、昨日の米株式市場で主要指数が下落したが、ダウ平均が取引開始後に安値をつけた後に下げ渋り、一時上げに転じるなど、下値の堅い展開だったことが東京市場で一定の安心感となった。また、日経平均は昨日までの続落で1700円を超す下げとなったことから、押し目待ちの買いが入りやすかった。さらに、このところ日経平均は、朝安の後に下げ渋る展開となっており、下値での買い需要の厚さを指摘する向きもあったが、寄付き段階では売りが優勢だった。
セクター別では、石油石炭製品、非鉄金属、鉱業、電気機器、機械などが値下がり率上位、サービス業、その他製品、医薬品、空運業、小売業などが値上がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、古河電工、東エレク、フジクラ、SUMCO、三菱重、丸紅、サンリオ、アドバンテスト、村田製、ルネサス、日立、りそなHD、三菱電、三菱商、三井住友、イビデンなどが下落。他方、レーザーテック、ソフトバンクG、リクルートHD、武田薬、NEC、レゾナック、JTなどが上昇している。