ニッソウは14日、2026年7月期連結決算を発表した。売上高が前期比1.8%増の53.76億円、営業損失が0.42億円(前期は0.72億円の利益)、経常損失が0.51億円(同0.69億円の利益)、親会社株主に帰属する当期純損失が1.39億円(同2.02億円の利益)となった。
リフォーム事業の完成工事高は前期比4.7%増の50.10億円、営業利益は同93.0%減の0.05億円となった。原状回復工事を中心とした安定的な受注基盤の維持・強化を図るとともに、新規顧客の開拓、営業力や教育体制の強化等を行い、外壁改修工事や大規模修繕工事の受注拡大に取り組んだ。工事受注件数は減少したものの、工事単価を上げることができた。一方で材料費・外注費と言った原価率の増加、人員増加による人件費の増加等により、費用も増加した。
不動産流通事業の売上高は同37.9%減の1.22億円、営業損失は0.03億円(前期は0.10億円の利益)となった。市場環境や物件特性を踏まえた適切な仕入れを推進するとともに、リスク管理を徹底し、収益性を重視した事業運営に努めた。また、中古住宅の取得からリフォーム、販売までを一体的に提供できる体制の充実に努めた。しかし、事業の主軸である買取再販において、不動産価格の高止まりや仕入れ競争の激化に伴い、事業採算性を確保できる適正物件および社内基準を満たす対象物件の仕入れが難しく、販売件数及び販売単価について計画を下回ることとなり、同事業の業績は前年同期を大きく下回る厳しいものとなった。
不動産建設事業の売上高は同17.4%減の2.43億円、営業損失は0.39億円(同0.23億円の損失)となった。戸建住宅分野における新ブランドの展開により営業活動を推進し、市場ニーズを踏まえた住宅商品の提供に取り組むとともに、次期以降の事業拡大を見据えた積極的な情報発信や宣伝広告活動に努めた。しかし、新ブランドの展開が当年度の後半期となったことから一定の反響は得られたものの注文住宅及び建売住宅の受注・販売は当初想定より下回り、同事業の業績は前年同期を大きく下回る厳しいものとなった。
2027年7月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比28.5%増の69.09億円、営業利益が2.35億円、経常利益が2.13億円、親会社株主に帰属する当期純利益が1.46億円を見込んでいる。