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私が考える、日経平均株価と「満月」の切っても切れない関係=山崎和邦

満月の日には何かが起こる。月の引力は強烈であり、人間に何かが生じないわけがない。では相場では何が起こっているだろうか。日経平均株価との関係も含めて見てみよう。(山崎和邦)

※本記事は、有料メルマガ『山崎和邦 週報『投機の流儀』(罫線・資料付)*相場を読み解く【号外・山崎動画】も配信』2016年9月18日号の一部抜粋です。今月分すべて無料の定期購読はこちらからどうぞ。

相場トレンドは満月を境に変化する?月と株価の関係とは

「満月」の力

筆者が8月の動画でいくつもの事例を挙げて語ったように、満月の日には何かが起こる。

あの動画では月の引力の強烈さを話して、色々な有名な事件は、概ねは満月の日に起きているのだということを列挙した。

月が30万キロ離れた海水を全部吸い上げて、軍艦も大型客船もボートも、1メートル以上も引き上げてしまうわけだから、人間の心に何か起きないわけがないということを話した。

今月の満月は17日(土)である。「潮時表」によれば、東京湾での満潮時の水位は140cm高くなる。海水を140cmも引きつけるのだから、人間に何かが生じないわけがない。潮の満ち干のエネルギーは核爆弾にも匹敵するだろう。これで電力を生み出すことが関門海峡、津軽海峡などで試みられている。

たまたま今月は満月が土曜日で場が立っていないが、その時に決意したものが火曜日の場に現れるであろう。売り先行で始まるか、買い先行で高く始まるか、あるいは保合で始まるか、いずれにしてもそれは何かが起きているのだ。 17日土曜日、満月の日に決心した何かが起きているのだ。

株価と満月

直近の日経平均と「満月」

日経平均と「満月」(2012年)

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日経平均と「満月」(2010年)

その時、売ろうと決意した人と買おうと決意した人の金額・取引高が同一ならば、売り買いが行われても値段は動かない。つまり表面上は保合となる。保合だからと言って何も起こらなかったのではない。表面上は波静かであっても、その下は売りと買いとが交錯し絡み合って戦っているのだ。

ちょうど、アヒルが水面を音もなく静かに移動していても、水面下では激しく両脚で水を掻いている、というあれである。 たまたま、売りの量と買いの量が同じだったというだけのことである。


※本記事は、有料メルマガ『山崎和邦 週報『投機の流儀』(罫線・資料付)*相場を読み解く【号外・山崎動画】も配信』2016年9月18日号の一部抜粋です。今月分すべて無料の定期購読はこちらからどうぞ。割愛した以下の本文、チャートもすぐにご覧いただけます。

山崎和邦(やまざきかずくに)

1937年シンガポール生まれ。慶應義塾大学経済学部卒。野村證券入社後、1974年に同社支店長。退社後、三井ホーム九州支店長に、1990年、常務取締役・兼・三井ホームエンジニアリング社長。2001年同社を退社し、産業能率大学講師、2004年武蔵野学院大学教授。現在同大学大学院特任教授、同大学名誉教授。

大学院教授は世を忍ぶ仮の姿。実態は現職の投資家。投資歴54年、前半は野村證券で投資家の資金を運用、後半は自己資金で金融資産を構築、晩年は現役投資家で且つ「研究者」として大学院で実用経済学を講義。

趣味は狩猟(長野県下伊那郡で1シーズンに鹿、猪を3~5頭)、ゴルフ(オフィシャルHDCP12を30年堅持したが今は18)、居合(古流4段、全日本剣道連盟3段)。一番の趣味は何と言っても金融市場で金融資産を増やすこと。

著書に「投機学入門ー不滅の相場常勝哲学」(講談社文庫)、「投資詐欺」(同)、「株で4倍儲ける本」(中経出版)、「常識力で勝つ 超正統派株式投資法」(角川学芸出版)、近著3刷重版「賢者の投資、愚者の投資」(日本実業出版)等。

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