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4月は株主優待の狙い時?商品券・うなぎの蒲焼ほかもらって嬉しい優待銘柄ベスト5=トコタン

4月の株主優待銘柄ランキングをご紹介します。4月権利の優待は約30銘柄しかありませんが、その中から私が個人的にもらって嬉しかった5銘柄を厳選しました。

プロフィール:トコタン
投資歴20年。長年の経験から、優待とキャピタルゲイン(値上がり益)を得ながら資産を形成した優待投資家。運用ブログ『とことこトコタンの株主優待ブログ

選択肢は少なくとも注目度は高い!4月優待権利確定銘柄5選

《4月のおすすめ優待銘柄:第5位》ギグワークス<2375>

ギグワークスは、ITを軸としたBPO事業とシェア(レンタル)オフィス事業が柱となっており、コールセンターや技術者派遣・開発受託業務が伸長。近年はM&Aにも積極的な会社です。

こちらの株主優待は、4月末と10月末権利の年2回、100株以上保有でこども商品券などが貰えます。

《優待銘柄情報》
ギグワークス<2375>
最低単元購入価格:6万7,500円(※4月3日終値)
権利付き最終日:4月末、10月末
《優待内容》
100株以上 ①~③の中から選択

①こども商品券 1,000円分
②自社グループでマイニングした仮想通貨「ビットコイン(bitcoin)」 1,000円相当額
③公益財団法人SBS鎌田財団への寄付 1,000円

仮想通貨がもらえるのも珍しいですが、私は毎回こども商品券を選択していて、年2回もらえるのもうれしい点ですね。お子さんがいらっしゃる方には「こども商品券」もいいと思います。

1単元が10万円以下で、優待が年2回もらえて、貴重な4月優待銘柄なので、もう少し人気が出てもいいのかな~と思ったりします。

《4月のおすすめ優待銘柄:第4位》アイ・ケイ・ケイ<2198>

アイ・ケイ・ケイは、九州を地盤に北陸、東北、四国など地方中核都市を中心にゲストハウス型婚礼施設「ララシャンス」を展開している会社です。

こちらの株主優待は、4月末権利の年1回、保有株数に応じて特選お菓子や施設割引券がもらえます。

《優待銘柄情報》
アイ・ケイ・ケイ<2198>
最低単元購入価格:5万7,200円(※4月3日終値)
権利付き最終日:権利付き最終日:4月末
《優待内容》
①特選お菓子
②レストランのお食事代金ご優待券(※)

100株以上  ①1,500円相当 ②3枚
1,000株以上 ①3,000円相当 ②3枚
5,000株以上 ①5,000円相当 ②3枚
※レストラン「ラ・ロシェル」(福岡店、南青山店、山王店)、「キュイジーヌ フランセーズ ラ・シャンス」(富山店、佐世保店、広島店、岡崎店、大阪店)において利用可

保有株数によって特選お菓子の内容が異なるのですが、1,000株(3,000円相当)のお菓子は豪華でいろいろな焼き菓子等が入っていて、どれも美味しいものばかりでした。結婚式の引き出物でもらいそうなちょっと高級そうなお菓子は、週末のティータイムにぴったりな逸品です。

残念ながら割引券はこれまで一度も使ったことがありませんが……。

Next: うなぎの蒲焼きや人気ドリンクが届く!おすすめ銘柄3位〜2位は?



《4月のおすすめ優待銘柄:第3位》くら寿司<2695>

くら寿司は、回転すしの大手で「無添くら寿司」を直営で展開し、化学調味料等の四大添加物を排除し、寿司キャップ「鮮度くん」を自社開発するなど、食の安心・安全重視している会社です。

こちらの株主優待は、4月末権利の年1回、保有株数に応じて自社店舗で使える食事券または自社通販商品が貰えます。

《優待銘柄情報》
くら寿司<2695>
最低単元購入価格:33万9,000円(※4月3日終値)
権利付き最終日:4月末
《優待内容》
株主優待券(1枚500円)

100株以上 食事券 5枚 (2,500円)
200株以上 食事券 10枚 (5,000円)
500株以上 食事券 20枚 (10,000円)
※200株以上の株主様には、株主優待券に代えて自社ネット通販商品(4種類)から選択可能。

200株以上を持っていれば近くに店舗が無くてもネット通販商品と交換できるので、私は毎年、うなぎの蒲焼きと交換しています。

1尾を3等分したものが4尾分もらえますが、1切れごとに個包装してあるので、必要な分だけ食べられるのが嬉しいです。

《4月のおすすめ優待銘柄:第2位》伊藤園第一種優先株式<25935>

伊藤園は、緑茶飲料のトップメーカーで、主力商品は緑茶飲料No.1の「お~いお茶」。傘下にタリーズコーヒーがあり、こちらの株式は無議決権の株式発行分となります。

こちらの株主優待は、4月末権利の年1回、普通株式と同じ自社製品がもらえます。

《優待銘柄情報》
伊藤園第一種優先株式<25935>
最低単元購入価格:20万7,300円(※4月3日終値)
権利付き最終日:権利付き最終日:4月末
《優待内容》
自社製品

100株以上 1,500円相当
1,000株以上 3,000円相当
また、保有株数に応じて掲載商品を優待割引価格にてお求めいただけるパンフレットを送付。
※普通株式と優先株式の2種類を所有している場合には、その合計株数ではありません。

こちらは普通株式とは異なり、議決権はありませんが優待品は普通株式と同じ伊藤園のドリンクセットがもらえます。

普通株式の約半分の投資額で購入できますし、普通株式と優先株式を100株ずつ保有すると同じ優待品が2つ送られてきます。同じ優待品がもらえるのであれば、約半分の投資額で購入できる優先株式もいいですね。

Next: 第1位は、コーンスープが美味しいあのステーキレストラン!



《4月のおすすめ優待銘柄:第1位》テンポスホールディングス<2751>

テンポスホールディングスは、中古厨房機器の再生販売を行っており、ステーキの「あさくま」も連結子会社となっています。

こちらの株主優待は、4月末権利の年1回ですが、100株以上一律で8,000円分の食事券がもらえます。

《優待銘柄情報》
テンポスホールディングス<2751>
最低単元購入価格:17万9,600円(※4月3日終値)
権利付き最終日:権利付き最終日:4月末
《優待内容》
お食事券

100株以上 「あさくまグループ」を含む「自社協力企業様」の食事券1,000円券8枚
(※一部協力企業店舗で利用制限あり。事前に自社ホームページまたは利用前に協力企業店舗に要確認)

こちらの株主優待でいただいた食事券は毎回「ステーキのあさくま」で使用していますが、私は子どもの頃から通っていた馴染みのお店で思い入れがあります。

店内での飲食にも使えますし、レジ前にあるレトルト食品なども購入することができますし、年に何回か発売される福袋にも使えるので、使い勝手がよく重宝しています。

あさくまのヘビーユーザーとしては、こちらの優待は4月権利の中で一番のお気に入りです。

以上、4月優待権利銘柄の中から「私のお気に入り5銘柄」をランキング形式にてご紹介させていただきました。4月は優待権利銘柄が少ないので、その中でも魅力的な銘柄を見つけたいですね。

私が銘柄を選ぶ基準のひとつとして、純粋にいただける株主優待に「お得感があるか」「魅力的であるか」であり、必ずしも企業業績を考慮している訳ではありません。投資をされる際の判断は自己責任にてお願いいたします。

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image by:NPDstock / Shutterstock,com

本記事は『マネーボイス』のための書き下ろしです(2020年4月10日)
※タイトル・見出しはMONEY VOICE編集部による

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