MAG2 NEWS MENU

長ネギやニンジンも?がん抑制効果のある身近な食べ物7つ

毎日のお食事、せっかくだったら体に良いものを摂りたいですよね。そこで知っておきたいのが無料メルマガ『美容と健康ひとくちメモ』で紹介されている、さまざまな病を予防してくれる食材。簡単に手に入る7品がピックアップされています。

長ネギは加熱して…

長ネギには、揮発油という成分が含まれているそうですが、これは汗腺を刺激して発汗を促したり、特有の殺菌作用があるため、病原菌を抑える効果があり、カゼを引きにくい強いカラダをつくることができるそうです。

また、消化液の分泌を促進し、食欲を増進させる働きがあり、そして、加熱をすると、栄養素を変えずに、胃を刺激する物質をなくすことができるらしいです。胃腸が弱いけど食べたいという方は、焼いたり煮たりと、火を通してから食べるといいそう。

また、がん細胞の生育を抑制する作用があり、特に結腸癌に対しての抗がん作用はよく知られているそうですよ。これから鍋物とかでどんどん摂りたいですね。

よく噛むことで…

キャベツをしっかりよく噛んで食べると、がんを抑制させるといわれる「イソチオシアネート」をより多く体内に摂り入れることができるそう。

この成分は、噛み砕くことで、野菜の細胞の中にある「酵素」によって分解されて放出されるそうで、がん抑制効果をアップさせるには、よく噛むことが重要らしいです。

今まで何気なく食べていたキャベツも、よく噛むことでがん予防につながるんですね。また、キャベツには、血管の壁を丈夫にするビタミンCと、ビタミンKが豊富に含まれていて、さらに止血作用もあり、血液を凝固させる働きを助ける効果もあるそうです。

東洋医学的にも、キャベツは五臓六腑の機能を調整する働きがありますから、冬の冷えで内臓の働きが衰えやすいかたは、毎日の食生活の中に上手に活用しましょうとのことです。

太陽のチカラに感謝しよう

キノコ類は栄養豊富で、中でも食物繊維とビタミンDが豊富で、食物繊維は普通の野菜が持つ繊維の働きの腸環境を整えて便秘を解消するだけではなく、食事から摂った脂肪分、塩分、糖分、添加物まで、余分なものを吸着して体外に排出してくれるそう。

ビタミンDはカルシウムの吸収を助け、骨や髪、爪を補修し、精神の安定にも効果が。

水洗いすると香りや旨みが落ちるので、濡れ布巾で土とホコリを拭う程度にし、ガン抑制に効果的なβグルカンは足の先に多く集まっているので、石づきはギリギリのところだけ落とし、できるだけ足部分を残したほうがいいそうです。

キノコの傘にはビタミンDが豊富で、紫外線により量も増え体への効能も増すので、調理の前に生っぽさを活かしたい料理なら5分程度、乾燥しても構わないなら充分に天日干ししたほうがいいらしいです。

干し椎茸は生よりビタミンD含有量も旨みも多く、戻し汁には栄養分が溶け出しているので、色が悪くても捨てずに使いましょう。

ウィルスの侵入を防ごう

寒くなってきて、風邪に悩まされる時期になりましたが、風邪っぽくて、のどに痛みを感じたら、生のニンジンをすりおろして食べるか、搾った汁を飲むといいそうです。

ニンジンには、のどの粘膜を丈夫にするビタミンAや、抗酸化作用のあるβーカロテンがたっぷり含まれているので、普段から、リンゴとともにすりおろして、朝食や食後に食べるのもいいらしいです。

予防策として、ウィルスの侵入を防ぐには、身体が温まり血液循環がよくなるほど免疫機能が高まるそうですので、身体を温める働きがある、ねぎ、にら、にんにく、玉ねぎ、生姜、唐辛子などを使った、鍋、雑炊、おじや、うどん、スープ、などと一緒にビタミン、ミネラルを十分にバランスのよい食事をとることがコツなんだとか。

刺激成分や辛味成分には消化を助ける働き殺菌効果もあり風邪予防に効果的ですが、のどが痛むとき、胃腸の悪いときには控えたほうがいいそうです。

抗酸化物質の王様、緑茶

緑茶の抗酸化成分はほかのポリフェノールの数十倍の効果を持つといわれます。

最近の研究では緑茶の抗酸化成分(カテキン)はアレルギー反応を抑える効果がかなり強いことがわかっていて、また、骨からカルシウムが溶け出るのも抑えてくれるとか。

熱湯で入れるよりも70度以下で入れたときのほうがポリフェノールの体内への吸収がよくなるそうですよ。

カルシウムたっぷりのかぶの葉

かぶといえば白く丸い根の部分が一般的ですが、実は葉のほうが栄養価が高いのだそう。ビタミンやミネラルをバランスよく含み、特にカルシウムは豊富で野菜の中ではトップクラス。

炒めても生でもいいのですが、葉をぬか漬けにすると、糠に含まれるマグネシウムと一緒に摂ることになり吸収がよくなるそうです。

かぶの葉には発がん物質を解毒する成分がありますが、加熱に弱いのでガン予防効果を期待するには生食がいいとか。

食べすぎには要注意!!

ギンナンの主成分は、デンプン、糖質、脂質、タンパク質、ビタミンA、ビタミンCを多く含み、有効成分には、レシチン、アスパラギン酸、ギンコライドなどがあり、カルシウム、リン、鉄、カリウムなども少量含んでいるそう。

ギンナンには、肺の機能を回復することで、喘息を解消させる働きや夜尿症や頻尿、おりものを止める働きもあるとされているらしいです。

ギンナンの栄養価は非常に高いのですが、1日に大人で5~6粒、最高でも20粒、子どもなら2~3粒が適当で、絶対に10粒以下におさえるようにしてくださいとのこと。

ギンナンには、アルカロイドが含まれるため一度にたくさん食べると、嘔吐、消化不良、呼吸困難などの中毒症状をおこす可能性があるのだそうですので、注意しましょう。

image by: Shutterstock

 

美容と健康ひとくちメモ
日常の何気ない食物にも意外な効用を持つものがあります。そんなちょっとしたうんちくを日刊でお送りします。
<<登録はこちら>>

print

シェアランキング

この記事が気に入ったら
いいね!しよう
MAG2 NEWSの最新情報をお届け