経営者やマーケティング担当者は、自分も記者や編集者以上に、世の中をよく見る癖をつけることが大事です。それができない人は、その座を人に譲るか、それができる社員に権限の一切を任せて、自分はその責任だけを取る立場になるべきです。
世の中を自分で見る、世の中を自分たちで見る、という意識がなければ、いくら新聞を読んでも、経済誌を読んでも、情報番組を観ても、セミナーに参加しても、大した情報は得られないでしょう。
大した情報は得られないのに、「得たつもり」にはなる、というのが怖いところです。そういう行動で情報を得たつもりになる人が、お客様の思考をマーケティングリサーチ会社に依頼し、他社と同じようなデータを引っ張ってくる羽目になり、他社と同じような商品を出してしまいます。
自分たちで世の中を見るようにするには、日頃どのような工夫をし、日頃どのような癖を持っていなければならないでしょうか?
【今日の発想源実践】(実践期限:1日間)
・新聞や雑誌などのメディア情報ではなく、自分自身が若者や異性に流行しているものを知るためには、日頃どのようなことをしなければならないか。自分の考えをノートに書く。
・自分でそのような流行を見るために、2016年の生活でどのような改善をするべきか。ノートに宣言する。
image by: Shutterstock
『ビジネス発想源』(無料メルマガ)
<まぐまぐ大賞2015・総合大賞受賞> 連載3,000回を突破した、次世代を切り拓くビジネスパーソン向けの情報メディア。
<<登録はこちら>>
ページ: 1 2









