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日本人が選ぶ「意味がわからないカタカナ語」1位に在米邦人が驚愕?

NY在住でメルマガ「ニューヨークの遊び方」の著者・りばてぃさんが、衝撃を受けた日本のあるランキングについて紹介しています。そのランキングとは「正直意味不明なカタカナ語」ランキング。日常会話がすべてカタカナ語(というか英語)のりばてぃさんですが、いったい何が衝撃的だったのでしょうか?

正直わからない…カタカナ語1位は?

特集記事で大きく取り上げた、今、アメリカで起こりつつある変化を理解するために欠かせない代表的な用語の1つ、サステナブル・ファッション(Sustainable Fashion)。

このサステナブルの名詞形で、類似の関連用語として、サステナビリティ(Sustainability)という単語も極めて重要になってくるのだが、なんと、つい最近(1月8日付け)のR25の記事によると、その「サステナビリティ」が、最近、日本の20~30代の男性会社員200人に行ったアンケート調査の結果、

正直よく意味がわからない カタカナ語

第一位に選ばれたというのである!!!

なお、「サステナビリティ」に対して寄せられた声には、

「意味不明ですよね」(25歳)

「普通の日本語での会話で出る方が不自然」(33歳)

「日本語で充分通じるから」(39歳)

「意味を聞いたら鼻で笑われた」(30歳)

「会議で客に使われて意味がわからず焦った」(37歳)

といったものがあったとのこと。

〔ご参考〕

正直わからない…カタカナ語1位は

ガーン!!!

今回の特集内でも詳しくご案内したとおり、「サステナビリティ」とか、「サステナブル」は、アメリカでは、誰もが知ってるというか、今の時代や社会の変化を象徴すると言ってもいいほどよく出てくる頻出単語になってるため、まさか、このコトバが、日本人の若手会社員の方々の間で、

『正直よく意味がわからない カタカナ語』

の第一位になってるとは、思ってもみなかった。

ぶっちゃけ、日本人相手のミーティングなどで日本語で話しているとき、まったく無意識のうちに、「サステナビリティ」とか、「サステナブル」というコトバも、結構、普通に使っていたかもしれない。

アメリカ人を交えて、日本語と英語を交互に話してたりしたら、そうなりがちな気もするし。

うわぁー、やばいじゃん(汗)。

一応、念のため書いておくと、「サステナビリティ」は、名詞で、日本語で「持続可能性」という意味。

まぁ、でもアメリカでは、地球環境の保護や、維持可能性というところから意味が拡大して、途上国などの生産地で働く労働者とのフェアトレードなども含むようになっており、ただ「持続可能性」って意味じゃないけどね。

で、その形容詞形が「サステナブル」。

一応、英語で並べて書いておくと、

Sustainability(名)

Sustainable(形)

という感じ。

同じようなパターンの英単語に「フィジビリティ」(正確な発音はフィージビリティと伸ばす)というのがあって、このコトバも

『正直よく意味がわからない カタカナ語』

2位にランクインしている。

どうやら日本人はなんとかビリティというカタカナ語に弱いのかもしれない?

フィジビリティ」は、名詞で、日本語で「実行可能性」という意味。

なお、この記事では、「実行可能性調査」と誤訳しているが、これはフィジビリティが、

「フィジビリティ・スタディ」(feasibility study)

という言い回しで使われることが多いためだろう。フィジビリティ・スタディの意味は「実行可能性調査」。

形容詞形は「フィジブル」。

こちらも以下、英語で書くと、

Feasibility(名)

Feasible(形)

という感じ。パターンが分かれば、このあたりの英単語は、もっとも覚えやすいはずなんだけど…。

image by: monotoomono / Shutterstock.com

 

メルマガ「ニューヨークの遊び方」』より一部抜粋

著者/りばてぃ
ニューヨークの大学卒業後、現地で就職、独立。マーケティング会社ファウンダー。ニューヨーク在住。読んでハッピーになれるポジティブな情報や、その他ブログで書けないとっておきの情報満載のメルマガは読み応え抜群。

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