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ギスギスした現代社会に生きる人に教えたい「はたらく」の素敵な語源

「働く」というと、きつい仕事をなんとかこなしてお給料をもらう…。ついついそんなふうに捉えてしまいがちな私達ですが、無料メルマガ『成功と幸せを驚くほど簡単に手に入れる方法!』では「はたらく」という言葉の素敵な語源を紹介しています。

はたを楽にする

日本には「はたらく」という言葉がありますが、これは本来、「はた(まわりの人)」を「らく(楽にする。楽しませる)」にするという意味です。つまり日本では本来、働くというのは、労働とかお金儲けという意味ではなく、まわりの人を楽にして幸せにするという意味を持っています。そして会社へ行くだけが「はたらく」ではなく、どんな時でもはたを楽にするという行動が「はたらく」ということです。

このよいお手本になるのが樹木です。樹木は動物などから出た「二酸化炭素」から、葉っぱの光合成によって酸素を生み出し、ほかの動物を生かしてくれています。そしてそのときに樹木内には樹木に必要な栄養分が生まれます。

私たちの人生も同じく、はたを楽にして生きることによって、結果的に自分に幸せが返って来るようになっています。「幸せは歩いてこない、だから歩いて ゆくんだね」で有名な「三百六十五歩のマーチ」という歌がありますが、「だから歩いて ゆくんだね」というのは、まわりの幸せのために生きるという意味になります。決して自分の我欲のために進んでゆくというのは真実ではありません。

そしてまわりの幸せのために歩いてゆくことによって自分にも幸せがやってきます。年々おかしな事件、事故が増えていますが、これもまわりの幸せなど考えず、自分のためだけに行動していることの現れです。個人でも会社でも自分のためだけに活動しているものは滅びます

また現代では、老後は毎日自分の好きなことだけをして過ごすという風潮があります。しかし人間というのはまわりの幸せのために生きるというのが真実の生き方なので、会社を引退したら次はプライベートでまわりを幸せにする活動をするのが人生です。

何日も自分の好きなことだけをして遊んでみるとわかりますが、どれだけ遊んでも本当に心が満たされることはありません。やはりまわりが喜ぶようなことをして「はたらく」ことによって人間は本当の充実感、幸福感が得られるようになっています。はたらきすぎて、リフレッシュしたいときに遊ぶというのが一番よいバランスになります。

そして日本人は太古の昔から一番大切なのは神様ということを知っていたので、神様をお喜ばせすることを第一に考えてきました。神社などでおこなわれる「おまつり」はその表れです。おまつりといいますと、屋台が出て、お神輿(みこし)担いでワッショイというイメージの方が多いと思いますが、本来おまつりというのは「神様に喜んでいただくために」静かに厳かに行われるもので、お神輿担いでワッショイというのはだいぶ後からはじまったものです。

真実の充実した人生を生きるためにも神様、ご先祖様をおまつりしてお喜びいただき、まわりの幸せのために「はたらく」ということが大切です。

image by: Shutterstock

 

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葉室頼昭先生から教えてもらった「幸せな人生を生きるために本当に大切なこと」をお伝えいたします。日本人が本来大切にしてきた神様ご先祖様に感謝し、他人の幸せを考える生き方についてご紹介いたします。
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