MAG2 NEWS MENU

世界のバレンタインデー事情と、海外の「ぼっち」の反応

2月14日、聖バレンタインデーの発祥はローマ帝国だそうですが、現代では“世界各地で男女の愛を誓い合う日”になったそうです(ウィキペディア調べ)。しかし、必ずしも“恋人たちの日”だけではありません。英デイリーメールオンラインでは各国のバレンタインの祝い方を紹介、もちろん日本も含まれていますよ。

世界は広かった。各国のバレンタイン事情

(1)日本

日本のバレンタインデーは女性が男性を甘やかす日です。

女性が男性にチョコをあげます。男性の意思表示を期待しながら。

…海外目線で説明されると、なんだか日本女性の健気なイメージが伝わってきますね。

(2)韓国

韓国にとって2月14日は12回ある“愛の日”の中の1日です(毎月14日がカップルの日だからその中の1つという感覚らしいです)。

女性が男性にギフトをあげます。

男性からのお返しを期待しながら、1ヶ月後のホワイトデーを待ちます。

もしギフトのお返しがなければ、ひとりぼっちのホワイトデーを通称ブラックヌードルと呼ばれる暗黒のジンジャーヌードル”を食べながら祝うようです。

そのカップ麺をひとりで食べている姿を想像すると…なんだか怖いですね。

(3)スカンジナビア(デンマーク&ノルウェー)

男性が匿名で女性にポエムを送るそうです。

文章の最後には自分の名前の数だけドットを記します。

といってもイメージわかないので、下記の画像を参照してください。

本当にドットが…

image by: Nillerdk via Wikimedia Commons

女性は誰が送り主かを当てると、その年のイースターにイースター・エッグを男性からもらえるそうです。

もしも間違った場合は、逆に女性が男性に卵をあげなければいけないらしいです。

卵がお返しなんて、ちょっと面白いですね。

(4)スロベニア

スロベニアでは、愛を探して裸足で歩く習慣があるそうです。

たとえ寒くても。

考えただけでも、ゾクゾクします。

とても変わってますね。

(5)エストニア

恋人や夫、パートナーにギフトを渡す代わりに、エストニアでは友情を祝うそうです。

これはグッドアイデア!

恋人がいなくても友達と一緒に祝えるなら寂しくないですね。

(6)ウェールズ

ウェールズ人は恋人に「ラブ・スプーン」なるものを渡すそうです。


image by: Wikipedia

これは”Spooning”(スプーンする)という新しい表現に絡めているそうです。

恋人同士が寝ている時に片方がもう片方を背後から抱くような形を、スプーンを重ね合わせる様子に見立てたようです。

もし嫌いな人からこのラブ・スプーンをもらったらゾッとしますね。

(7)フランス

みんなで声がけをしながら相手を探すらしいのですが、もし相手が見つからない場合に女性側は女同士で集まり、彼女たちを拒否したり、フッたりした男性の写真を燃やすんだそうです。

あまりにも乱暴なので、この習慣はフランス政府によってのちに禁止されました。

だってちょっと強烈すぎますもんね!

(8)中国

中国では恋人募集中の人がお寺に行って、愛を探す日だそうです。

人口が多いだけあって、お寺へ向かう人の群れが多すぎて混雑してそうですね。

(9)ドイツ

“Pig-out”といって、豚のように食べまくるのだそうです。

ドイツでは豚の象徴が花と伝統のギフトを合わせたものだそうで、幸運の意味があるそうです。

豚にそんな意味があったとは…トンと知りませんでした。

(10)イタリア

これは習慣というより提案。

もしあなたがローマにいるなら、このバレンタインデーの産みの親“セイント・バレンタイン”が眠る墓を訪れるのもいいかも。

そして、現代においてもみんながこのバレンタインを祝っていることに感謝しましょう。

この世界のバレンタインデーの違いに海外のユーザーからも様々な反応が。

「私のような悲しい、愛されていない、ひとりぼっちの人々はただ家で過ごすよ。そして好きなようにするんだ」(イギリス)
「もっとも馬鹿げた聖なる日だよ」(アメリカ)
「ラブ・スプーンだって? なんて人たちなんだ」(アメリカ)
「なんて最低な見出しなんだ…」 (アメリカ)
「バレンタインデーが来ちゃうよー! もうみんな準備万端なの?」 (アメリカ)
「世界中、この日を祝うは資本主義者と女性だけさ。彼女にダイアモンドをあげなければ、愛していない。アイスクリームをあげたら、彼女を開いていない、これを買ったり、あれを買ったりすると彼女を愛してない。この繰り返しさ」(ウォリス・フツナ)
「私はエストニアの伝統が好きかも。私の国では恋人の日だから、シングルの人にとっては哀れな、傷付く日になってしまうから」(オーストラリア)
「俺も日本にいかなきゃ」(イギリス)
「他のバレンタインの文化を学ぶのって大好き!」(アメリカ)
「バレンタインなんて一度も祝ったことない。独身生活に乾杯!」(イギリス)
「ここはアメリカ。独身でロンリーなら、酒を飲んで酔っちまえ!」(アメリカ)
「うーん、日本ではすべてが反対なんだな」(アイルランド)

色々な反応がありますが、シングルの人のバレンタインデーに対する反応ってどこの国も同じなのが面白いですね。

それにしても世界はまだまだ広い。

みなさんはどこの国でバレンタインデーを過ごしたいですか?

Image by: Shutterstock 

Source by: デイリーメールオンライン, Wonderlust

文/MAG2 NEWS編集部 

print

シェアランキング

この記事が気に入ったら
いいね!しよう
MAG2 NEWSの最新情報をお届け