面接官「1年後には、どうなっていたい?」は何も測れない愚問だった

 

それは、応募者の過去の行動に着目した質問をすることです(これを「過去質問」と呼んでいます)。

過去であれば、事実としてあったことなので質問を繰り返していくことで、それが本当かどうかがわかります。

例えば、過去の実績を問う質問であれば

「その実績をあげるために工夫したことは?」
「どういうところが一番大変でした?」
「そこから学んだことはなんですか?」

と繰り返して質問をします。そうすると、もし事実と違っていれば、段々とつじつまがあわなくなってきます。

「(え? その程度の工夫で実績でる?)」
「(実績の割りに対して苦労してないな)」
「(その実績で学びはそれくらいか)」

となるのです。

この方法は、本人が盛るつもりはなく、単に実力を過信している場合にも使えます。

「(言ってる割に、実績は大したこと無いな)」

と気づくわけです。

ただし、「未来質問」や「誘導質問」が全く意味が無いかというと、有効な場合もあります。

例えば、面接の初めにまだ応募者が緊張しているようであれば、「未来質問」で気持ち良く話してもらうことでリラックスして本音を話してもらえるかも知れません。

また、条件をしっかり認識できているかの確認のために「○○は大丈夫ですよね?」と「誘導質問」のように聞いてみるのも良いでしょう(実際は誘導しているわけではありませんが)。

状況にあわせて、質問の仕方を使い分けていきたいですね。

※未来質問と誘導質問は、聞いているほうは非常に気持ち良かったりします。

「採用していただければ、○○をがんばります!」
「残業、休日出勤も大丈夫です!」

と、答えが非常にポジティブだからです。そこで惑わされてはいけません

image by: Shutterstock

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