さらば夫婦げんか。ツノもカドも立てずに済む魔法の言い回しとは

 

嫌いな相手にはキツイ言葉、好きな相手には優しい言葉みたいになっちゃうもんですよね。つまり相手の人格というか好悪の感情が要件にヒモ付けられちゃっているんです。あるいは、要件の厳しさが相手を傷つけるのではないかと心配するんですが、これも相手との人間関係に引きずられていることに変わりはありません。

実は、これこそが「カドやツノが立たない話し方のコツ」なんです。家庭でもそうですが、相手になにか注意するとき、あるいはムリめのお願いをするときに言いにくく感じるのは、実は心の中で「要件と好悪や人格を区別していないから」です。これをそもそも区別することがポイントなんですよ。

これを区別したうえで

  • 要件はちゃんと言う
  • 相手には気遣いを

みたいに言うとイイんです。ま、私の同僚はそんなふうに話していました。厳しいハナシを聞かされただけで、相手は少し凹んでいるものです。ちょっとした気遣いを見せることで、そこをうまくフォローするのでしょう。

家庭内でも、なにか家事を頼むとき、日常生活の悪い習慣を改めて欲しいときなど、こういうシーンってたくさんありますよね。うーん、たとえば

「疲れているのに悪いんだけど、洗濯ものたたんでくれない?」
「忙しいと思うんだけど、来週末は家にいて欲しいの」
「面倒くさいかもしれないけど、脱いだ服は洗濯かごに入れてね」

…うーん、私の同僚ほどうまく言えないわ(苦笑)。こういうスキルは、関係性が濃密で永続的な家庭内のほうこそ役に立つんです。だって会社なら人間関係が悪くなっても、最後は辞めればすみますけど、親族や家族はそうはいかないモンね。

カドもツノも立たない話し方。区別して気遣って、今日も気持ちよく話し合いたいですね。

image by: Shutterstock

 

システマティックな「ま、いっか」家事術
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