親が子に教えたかどうかで将来の年収が86万円も変わる「4つのしつけ」

 

非認知能力とは、数値化されにくいアナログの評価なので、子供にもわかりにくいんですよね。だからこれは家庭内でのいつもの会話とか、雰囲気とか、叱られた、褒められた理由などから、徐々に身に付いていくスキルなんですね。つまり、身に付くまでに時間が掛かるのですよ。

経験上、毎日言い続けて最低1年は必要ですよ。会社でもこういう人間を矯正するには、1年は必要で、これってことあるごとに言い続けて、耳タコ状態にして、それでも1年後に振り替えると、ようやくちょっとだけ浸透したかなという感じですから。非認知能力を身に付けさせるってそれくらい時間とエネルギーが必要なんです。

そしてそれを教える、理解させる側の人間にもこの価値観でブレない振る舞いが求められますし、また子供のほうはそれを良く見ているんですよ。つまり、親がいくらクチでキレイごとを言っても、自分がそれに反したことをやっていたら、「なんだよ、言ってることとやってることが違うじゃないか」って見透かされちゃうということです。

教育するということの一番辛いポイントがこれで、常に模範になる、背中を見せるって言うほどラクじゃないんですよ。こっちも人間ですから。だからこそ、この非認知能力を身に付けていない大人がたくさんいるんでしょうね。

子供を将来犯罪者にしたくなければ、これは譲れないところだと思いますけどね。

image by: Shutterstock

 

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著者/佐藤しょ~おん
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