それでも利益は爆上げ。「俺のフレンチ」が原価率60%でも儲かる理由

 

いずれにしても大事なのは、個別の原価と販売数を考慮しセールス・ミックスで全体の原価率をコントロールすることです。ざっくりと目標原価率を設定するのではなく、単品単位で原価率を把握することが大事です。

セールス・ミックスにおいて大事なのが「販売数量」です。例えば、原価率が高い商品・サービスが事前計画よりも販売数量が伸び、原価率が低い商品・サービスは伸びなかった場合、トータルでは原価率は上昇してしまいます。そのため、販売する商品・サービスそれぞれの予測販売数量の精度需要予測が重要となります。

原価率は適正にコントロールする必要があります。ざっくりと管理するのではなく、単品単位で正確に進捗管理していきましょう。適切なセールス・ミックスが重要です。

 

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著者/佐藤昌司
東京MXテレビ『バラいろダンディ』に出演、東洋経済オンライン『マクドナルドができていない「基本中の基本」』を寄稿、テレビ東京『たけしのニッポンのミカタ!スペシャル「並ぶ場所にはワケがある!行列からニッポンが見えるSP」』を監修した、店舗経営コンサルタント・佐藤昌司が発行するメルマガです。店舗経営や商売、ビジネスなどに役立つ情報を配信しています。
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