いわゆる「五月病」という症状もあるように、4月の緊張が少し緩んで疲れが出やすいのこの時期。今回の無料メルマガ『システマティックな「ま、いっか」家事術』では著者の真井花さんが、家族の「疲れ」を察知するポイントと、そのサインに気づいた時に取るべき方法を紹介しています。
見守る5月
さて、本日は最近お疲れ気味の家族のためのお話。
新しい出逢いに満ちた4月を過ごして、緊張が緩んだ分、疲れてきやすい季節ですね。まあ、一番疲れているのは世界一睡眠時間が短いと言われる日本のお母さんなんですけどね( ̄▽ ̄)。
で、ストレスと疲労は一気に溜まるわけじゃありません。たいていは、なんかいつもと違う(0_0? っていうところから始まるんですよ。でも、そもそもここがハードルですよね。いつもと違うところがあるということは、「いつも」が解っていなくちゃ「違う」に気がつきませんから。
まあ、つまり「いつも」と比べればいいわけですが例えばこんなふうでしょうか。
- 帰宅時間が遅い
- よく眠れていない、夜中に何度も起きているようだ
- 休日も一日中寝ている、ボンヤリしている
- 朝、起きられない
- 食欲が落ちている、好きなものも食べたがらない
- 表情がない、硬い
…うん、危険なニオイがしますよね。溜まってそうな感じ。
で、次にどうするかというと、とーぜん「声をかける」ですよね。こういうとエラく大袈裟な感じがしますが、そうではなく、
- 大丈夫?
- 体調良くないの?
- どこか痛いの?
…みたいに「いつもと違うことに気がついたよ」というサインを出すつもりでいいのでしょう。
ここまででストレスや疲労が明らかになってくれればいいですよね。まずは「ゲンキになることよりリラックス♪」です。疲労→休息→元気という順番になっているのでまずはリラックスして緊張をゆるめ、休息を取らせることを目指しましょう。なにかのイベントに誘い出したり友人を招いたりしないように。身体が疲れているときには自宅でのんびりゴロゴロしてたいもんですよね。
もうひとつオマケなんですが、これは結構効きます。「思わずニッコリさせる」ことです。
- 好きなスイーツを買ってくる
- キレイなポストカードを飾ってみる
- 家族旅行の写真を見せてみる
ニッコリさせるために何が効くのかは人それぞれでしょうがささやかなことで十分ですよ。私なら小さい花束とチョコくらいかなあ(^0^)かなりニッコリしちゃいそうだなあ。
ちなみに、さっきのリラックスと矛盾するように思われるかもしれませんが、まあ、程度の違いと考えてください。「ィヤッホー♪」じゃなくて「わあ…♪」くらいってことです。顔がほころぶくらいの「ささやかさ」です。疲れているときにはこうしたささやかな喜びに自分自身からは眼が向きにくいものです。でも、幸せや喜びに触れると人間はエネルギーがチャージされますから。
ストレスと疲労が溜まってきている5月。家族がお互いにちょっとだけ気を付けてあげて元気に過ごしたいですね。
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