元CIAが逮捕。中国は、アメリカの機密情報をいくらで買ったのか?

 

さて、情報のお値段が280万円は「安い!」と書きました。その理由は、こちらです。

マロリー被告は外国政府への防衛情報引き渡しと連邦捜査局(FBI)捜査官に対する虚偽の陳述の罪が問われており、有罪になれば終身刑を言い渡される可能性がある。
(同上)

「終身刑を言い渡される可能性がある」そうです。マロリーさんは、「死ぬまで刑務所にいるリスクをとって、「280万円」で「国家機密」を売ってしまった。皆さん、「280万円やるから、死ぬまで刑務所にいてくれ!」といわれたら「おお! やります!」となりますか?

それにしても、中国の「諜報力」「工作力」は侮れません。噂ですが、日本の政治家さんでも取り込まれている人がかなりいるそうです。油断禁物ですね。

image by: Shutterstock.com

北野幸伯この著者の記事一覧

日本のエリートがこっそり読んでいる秘伝のメルマガ。驚愕の予測的中率に、問合わせが殺到中。わけのわからない世界情勢を、世界一わかりやすく解説しています。まぐまぐ殿堂入り!まぐまぐ大賞2015年・総合大賞一位の実力!

無料メルマガ好評配信中

この記事が気に入ったら登録!しよう 『 ロシア政治経済ジャーナル 』

【著者】 北野幸伯 【発行周期】 不定期

print
いま読まれてます

  • 元CIAが逮捕。中国は、アメリカの機密情報をいくらで買ったのか?
    この記事が気に入ったら
    いいね!しよう
    MAG2 NEWSの最新情報をお届け