プロ入り以来負けなし、前人未到の公式戦29連勝を達成した14歳の最年少棋士、藤井聡太四段。「どうすればこんな子に育つのだろう?」と、世の親御さんたちほとんどが思われているのではないでしょうか。今回の無料メルマガ『育児に成功する【楽しい子育て絵本講座】』では、著者の山口理加さんがご自身で徹底的に調べたという藤井四段のお母様の「天才の育て方」が紹介されています。
藤井聡太四段のお母様の育て方3つのポイント
14歳の将棋の最年少プロ棋士、藤井聡太四段が、公式戦連勝記録歴代で1位の29連勝をしたニュースがにぎわっていますね。
将棋は記憶力や集中力など様々な能力が必要ですよね。だから、藤井四段はどのように育てられたか、興味はありませんか? 私はあります。そして、興味を持った時、私は、徹底的に調べます。調べると、偉人や素晴らしい発明をした人や芸術家との共通点が必ずあるからです。その共通点を自分の子育てで実践すると、子どもの天才性を開花させる可能性が高くなると思いませんか。
公式記録1位タイの6月22日の日本経済新聞や西日本新聞に、お母様の話が載っていました。その中で、藤井四段が才能を伸ばすことができたと思われる、お母様の育て方を3つ見つけました。
藤井四段が才能を伸ばすことができたと思われる、お母様の育て方とは、どのようなことだと思いますか? それは、次の3つです。
- 「他の習い事は長続きしなかった」(西日本新聞)
- 「何かに集中しているときは極力、邪魔をしないようにしてきた」(日本経済新聞)
- 負けるといつも泣きじゃくったが「心行くまで泣かせた」(日本経済新聞)
以上です。
この3つをまとめると、「いくつもの習い事をやってみてやめたいものはやめ、やりたいことに集中している時は見守り、感情を表現することを認める」ということですよね。
これは、子育てのスキルやテクニックではありません。心を込めて子どもを尊重して育てるということではないでしょうか。
また、「習い事はやめてもいい」「何かに集中している時は、お風呂や食事や寝る時間になったとしても、見守る」「大泣きするなどの感情表現はOK」と知っておくことも大切ですよね。そうしないと、「子どもの才能をつぶすお母さん」になってしまうからです。
もし、
- 子どもの習い事はできる限り長く続けるべき
- 子どもが何かをやっていても、食事やお風呂や寝る時間を守らせたいし守る方法を探している
- 子供が泣いたら、泣き止ませようとする
の質問に1つでも当てはまっているのでしたら…。
だから、「子どもの才能を伸ばすお母さん」になるためには、「知識」と「実行」が必要ですよね。
今の時代は、「難関大学に入学し、大企業に入社したら、一生安泰」のような1つの幸せを求める時代ではありません。今の時代は、自分が好きなこと、自分が得意なことなどを見つけ、深めることで幸せになる時代です。そして、このような幸せが加速する時代です。
だから、今の子どもたちは、自分の才能を伸ばすことが必要です。その時に大切なのは、自己肯定感、自信、心の知能指数など、「心」です。
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