なぜトランプの長男は「自殺行為」に走ってしまったのか?

 

メール公開は「自殺行為」(BBC)

BBC News 7月12日は、この「メール公開」について、珍しく「エモーショナル」な記事を載せています。見てみましょう。

ドナルド・トランプ・ジュニア氏が11日朝に自らツイートしたメールの詳細は、「とんでもない」では済まされない。「驚天動地」、あるいは「地殻変動的」はどうか。「神々のたそがれ(G tterd mmerung)」ならぬ「ツイッター的たそがれ(Twitterdammerung)」はどうか。

要するに、「メール公開」は、「言葉で表現するのが難しいほどとんでもないことだ」と言いたいのですね。

トランプ米大統領の長男はおそらく、米紙ニューヨーク・タイムズがメールの内容を報道する予定だったため、先回りして自ら公表したのだろう。トランプ・ジュニア氏とロシア人弁護士の会談について同紙は9日から連日、報道と言う名の大波でホワイトハウスを直撃し続けていた。その第4波が、メールの詳細報道になるはずだった。

 

だとするならば、「完全な透明性」のためと自認してのメール公表ではあったが、トランプ・ジュニア氏のしたことは、他人から撃たれないようにするため自分で自分の頭を撃ちぬく行為に等しい。自分を守るための真似ではありえない。
(同上)

「トランプ・ジュニア氏のしたことは、他人から撃たれないようにするため自分で自分の頭を撃ちぬく行為に等しい」。

そうです。「人から撃たれたくないので、先手を打って自殺しちゃった」と。

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