なぜ警察のセコい取り締まりは減らないのか?「道交法」の異常な実態

 

バスの優先走行は少し違います。

かつてバスが庶民の主要な足だった時代から、自家用車やタクシーが輸送のほとんどを受け持つ時代になっても、まだバス優先走行が前提になっています。たとえば名古屋市では車の交通で市民が移動する総量のうち、バスが担当しているのはわずか2.5%、つまり40分の1にしか過ぎません。だから、多くの人の利便性を考えると駅前を駐停車禁止にしてバス停を作るというのは主客転倒なのですが、まだバス優先の取り締まりがされています。

image by: Shutterstock

武田邦彦この著者の記事一覧

中部大学教授の武田邦彦です。主に環境問題や資源に関して研究を行っております。 私のメルマガでは、テレビや雑誌新聞、ブログでは語ることが出来なかった原発やエネルギー問題に鋭く切り込みます。

有料メルマガ好評配信中

  初月無料で読んでみる  

この記事が気に入ったら登録!しよう 『 武田邦彦メールマガジン「テレビが伝えない真実」 』

【著者】 武田邦彦 【月額】 初月無料!月額880円(税込) 【発行周期】 毎週 水曜日(祝祭日・年末年始を除く) 発行予定

print
いま読まれてます

  • なぜ警察のセコい取り締まりは減らないのか?「道交法」の異常な実態
    この記事が気に入ったら
    いいね!しよう
    MAG2 NEWSの最新情報をお届け