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「毎日こんなに働いてるんだぞ!」が口癖の夫に聞かせたい話

毎日帰宅は家族が寝静まった後、土日は必ず休日出勤という方、もしかして「こんなに頑張っている自分を上司は評価してくれるに違いない」などと期待していませんか? しかし無料メルマガ『サラリーマンで年収1000万円を目指せ。』の著者・佐藤しょ~おんさんは、「お給料が勤務時間や労働時間の対価だと思っている人は出世しない」と断言。さらに、もっと効率良く働くための「思考」のコツを記しています。

給料は勤務時間の対価ではない

すごく決定的に重要なことを書きますよ。あなたのもらっているお給料が勤務時間や労働時間の対価だと思っていたら、あなたがサラリーマンで出世することはありませんから。

こんなのはあなたの評価に全く影響しないファクターだって分かってますよね? たとえ時給制の工場労働者であろうが、単純作業しかやっていないアルバイトであろうが、

 ■ 労働時間の多寡で自分の収入が決まるのだ

と考えているのなら、今の次元から上に登ることは諦めた方が良いですよ。

会社というのは営利追求団体ですから、営利つまり利益を出すために存在しているのです。労働時間はそのための要素のひとつに過ぎません。そして労働時間の多寡と、利益額の多寡にはほとんど相関関係がありません。つまり長く働いたからといって利益が多くなるとは限らないのです。

たとえ30分しか働いていなくても、ものすごく儲かるアイデアを出すことだってあるんですから。

そんなことは頭では、理屈では分かっているのに、いざ自分が給料をもらう、評価されることになると、なぜか労働時間の長さをアピールする人が出て来るんですよね。ホントに不思議なんですけど。

この思考から抜け出すには、とにかく利益にフォーカスすることです。自分のやったことが、会社にどれだけの利益をもたらす事に繋がったのかを自問自答するクセを付けるのです。実はビジネスのアイデアってこの思考が土台になっているんですよ。しょっちゅう利益のことを考えているから、

 ● あっ! そうだ、これをやったら儲かりそうだぞ

って閃くんです。大喜利みたいにお題をもらってから考えるんじゃないんです。頭の片隅に常に利益というキーワードが点滅しているから、ある時にふと閃くことがあるんです。

日本人が得意な業務改善なんてのも、利益と直結するわけですが、これだって日々の業務で、

 ● どうやったらもっと効率的に出来るのか?

を考える人が生み出すわけですよ。そしてそれは、決して勤務時間内にアイデアを出す時間を与えられて出すワケじゃないんですから。毎日30分、通常の業務を止めて業務改善について考えてみましょう、なんて言ってくれる甘ちゃんの会社なんてないんです。

だから、労働時間が給料の対価だと考えている人は、

 ■ 忙しいのにそんなことを考える時間は無いよ

と考えて何もアイデアを出さない、出せないんですね。ヒドい場合には、

 ■ それならアイデアを出す時間にも対価を払って下さい

とか言っちゃうんですよね。ここまで来るとかなり末期症状で、そんな人が重用されることはありませんから。

この感覚の違いをいつ何歳の時に肌で理解するかで一生が決まると思うんですよね。

image by: Shutterstock.com

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【著者】 佐藤しょ~おん 【発行周期】 平日刊

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