「安ッ!」「高ッ!」「旨ッ!」客がポロリと出す声こそ生の声

 

たとえば、自分がお客であるときに、商品の値札を見て、「高ッ!」とか逆に「安ッ!」と口に出してしまったり、飲食店だと「旨ッ!」とか「辛ッ!」とかなど、思わず口に出してしまったことってあると思います。

こうしたポロッと出た一言二言は感情からそのまま出た言葉であり、遠慮や気遣いのない言葉です。いってみればそれこそ本音であり鮮度のある生の声です。

商品の値札を見て、「高い」や「安い」と感じているということは品質改良や梱包などのパッケージやディスプレイなどの魅せ方などの工夫やあるいは価格の見直しなど、いくつも考えられることが出てきますし、飲食店で「旨ッ」って思わずお客様が言っているのを見れば、そのメニューのクオリティーを保つことが重要であるということが わかるし、そのメニューから幅を拡げる、逆に幅を狭める、といったことも考えられます。

つまり、お客様の本音からは、アンケートで集めた声では得ることの出来ないヒントをいくつも得ることが出来るのです。これほど貴重なものはありません。ですので、こうしたポロッと出た声を拾うのです。

とはいっても、常にお客様を監視し、聞き耳を立てるというわけにはいきませんよね。だったらどうするかっていうことを考えるのが、経営者や店長の仕事だったりします。

お客様が本音をポロッと溢す瞬間。それはどのような瞬間だと思いますか? また、どのような工夫をすれば、お客様の本音を知ることができると思いますか?

■今日のまとめ

お客様の本音を知ろう。

・お客様が本音をもらす瞬間はどのようなときか? 考えノートに列挙していく。
・お客様の本音を知るにはどのような工夫ができるか? 考えノートに書き出す。
・上記を社内でも話し合い、本音を集める。
・集めた本音を自社(自店)に活かす

image by: Shutterstock

中久保 浩平この著者の記事一覧

当メルマガでは、常に営業・マーケティングの本質部分に迫ります。小手先のテクニックを求める方、向上心の無い方、行動力の無い方は、時間の無駄になってしまいますので、絶対に登録しないで下さい。

無料メルマガ好評配信中

この記事が気に入ったら登録!しよう 『 ビジネス真実践 』

【著者】 中久保 浩平 【発行周期】 毎週:火・木午前8:00発行※祝日の場合は翌日

print
いま読まれてます

  • 「安ッ!」「高ッ!」「旨ッ!」客がポロリと出す声こそ生の声
    この記事が気に入ったら
    いいね!しよう
    MAG2 NEWSの最新情報をお届け