自覚のない「毒親」が、知らずに子どもへ浴びせているNGワード

 

私のところの受講生さんにも、毒親に育てられたママがいます。

それもずっとそのことに気づかずに、子育てがつらいなんだか生きづらい・・・そんな思いから受講してくれたママでした。

彼女のお母様は仕事がとてもできて、家事もしっかりこなし、彼女のお兄さんの友達大勢が家に頻繁に遊びに来たときも、面倒見よく上手にもてなす、とても完璧なお母様でした。

その彼女は

「女も結婚後も自分で生活していけるように手に職をつけておくべき。そのために勉強して収入になる資格を取っておきなさい。」

とずっと言われ続け、勉強好きだったこともあって、大学を出てからも大学院へ進み、次々とさまざまな資格を取るために学び続けました。

「30歳までには結婚して子どもを産んでおくべき」

ということも刷り込まれ、30歳が近づいた時に特に疑問を感じることなく、結婚を決めます。

しかしその後職場でのセクハラや、思い通りにならない子育てに悩み、うつに近い、引きこもり状態になりました。

そんな時、プレシャス・マミーの講座を見つけ、受講してくれたのです。

それから子育てや自分の心に関するいろいろな情報を得て学ぶうちに、母親が毒親だったことに気づきました

小さいころから「ちゃんとしなさい」「泣くんじゃない」「そんなものではなくて、これにしなさい」と自分の好きなものや感情をとにかく押し殺してずっと親の言う通りに過ごしてきた自分に気づいたのです。

それから彼女は過去の小さかった自分の感情を思い出し、その思いを癒し、本当の自分に気づく作業を徹底的にやりました。

そうするうちに、自分の心が本当に望んでいることに気づきはじめ、それを実行に移し始めると、本人だけでなく子どもたちもイキイキとしはじめ、夫婦の関係もどんどんよくなってきました。

外見もがらりと変わり、今は自分のやりたいことを大いに楽しんでいます。

ここでコーチングの理念をお伝えします。

  • 人は皆、無限の可能性を持っている
  • 答えはその人の中にある
  • 答えを見つけるにはパートナーが必要

毒親の子育てはこの理念とは真逆で、子どもの可能性を信じることなく親が答えを与え親の権力によって子どもを支配しています。

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