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南関東が警戒レベル最大に。地震予測の第一人者が警告する巨大地震Xデー

8月23日に開催された、地震科学探査機構(以下、JESEA)が発行するメルマガ『週刊MEGA地震予測』のユーザー大会。2014年以降、震度5以上の地震を幾度も的中させ、読者数5万人を誇るJESEA初のメルマガイベントとして注目を集めたその席上で最新の地震予測が発表されました。

村井東大名誉教授が明言! 巨大地震Xデイの予測は可能になる!

8月23日、地震科学探査機構(以下、JESEA)が発行する「週刊MEGA地震予測」のユーザー大会が東京・青海の日本科学未来館 未来館ホールで開かれました。

今回は読者数5万人以上という、世界で最も読まれているメルマガ初のイベントとあって、応募した読者から抽選で選ばれた250名余りの参加者に加え、フジテレビの「Mr,サンデー」等、各種メディアも取材に駆けつけ会場は熱気に包まれました。

JESEA顧問で測量学の世界的権威、村井俊治東大名誉教授が講演に立ち、巨大地震の予測について、「2011年の東日本大震災が起きる3日前には、私達が解析している電子基準点のデータで、プレスリップと呼ばれる異常な現象が確認できました。今後、データ解析の精度を高めていけば、巨大地震のXデイを予測する事は不可能ではない、その為にJESEAで自前の電子基準点を設置し、24時間リアルタイムでデータを取る事を始めている」と発表。将来、巨大地震発生のXデイを予測する事が可能なると示しました。

「測量工学の観点から言うと、地球は非常に柔らかいものなのです。地球の内側には6,000度の高温の液体があり、地表はその上に浮いている大きな船のようなモノなのです。電子基準点の分析結果によると、東日本大震災以降、日本の国土はものすごい勢いで動いている、震災以前とは比べ物になりません。日本は大変動期に入ったとも言われており、2020年のオリンピックまでに巨大地震が起きない保証は無いのです。」

電子基準点とは、国土地理院によって日本全国に1,300基設置されている、地表の動きを東西、南北、上下の3方向で計測できる施設で、そのデータは人工衛星によって集積され、トンネルや橋梁などの土木工事に活用されます。村井名誉教授とJESEAではこのデータを独自の解析方法に依って地震予測に応用、2014年以降、震度5以上の地震の前兆をすべて捉えてきました。しかしながら、これまで国土地理院からデータが公開されるのは計測から2週間後という決まりがあり、解析が後手に回るという状況が続いていました。

それが今年5月より、計測から2日後にデータが公開されるという新ルールが決まり、加えてJESEAが独自に2基の電子基準点を設置。より早く、より精度が高い地震予測ができる事になったと云います。では、直近ではどの地域に地震が来るのでしょうか? 村井名誉教授は「小田原と大井町に設置した自前の電子基準点を解析したところ、7月13、14日に異常な値が出ている、ということは今後3ヶ月~6ヶ月の範囲内で、小田原、箱根地区など南関東でなんらかの地震が来る可能性が非常に高い」と言います。

こうした最新の情報はJESEAの発行するメルマガ『週刊MEGA地震予測』で詳しく解説されており、8月19日号では震度5以上の地震が発生する可能性が極めて高い「要警戒地域」について、南関東地方に加え、北信越、岐阜県を挙げています。JESEAでは今年中に更に3基の自前電子基準点を設置し、地震予測の精度の向上を目指す方針を発表、会を締めくくりました。

image by: Shutterstock

 

刊MEGA地震予測
著者:JESEA(地震科学探査機構)
測量学の世界的権威である東京大学名誉教授・村井俊治氏による、測量工学的アプローチに基づいた地震予測を毎週配信。2014年に発生した震度5以上の地震を全て予測するなど、高い予測的中実績を誇り、テレビ・新聞・雑誌等での紹介も多数。
≪初月無料/購読はこちらから≫

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