少女漫画が女性に刷り込んだ「棒のような手足が美しい」の危険

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実際いたらちょっと怖い、スラっとした長い手足に大きな目を持つ少女漫画の登場人物に、女性が美意識を感じてしまうのはどうしてなのでしょうか。今回の無料メルマガ『アリエナイ科学メルマ』では著者で科学者のくられさんがその理由を検証するとともに、そんな憧れが招きかねない恐怖について記しています。

棒みたいなスラーっとした手足がもたらす地獄

過去にこのメルマガでも話題にしたのですが、前回まで紹介していた、人間の美的感覚その男女差

異様に等身が高かったり低かったりする少年漫画や、棒きれのような手足に、顔の大半を被う巨大な目を持つ少女漫画に対して、特に女性が美意識を感じてしまうのは一体全体どうしてなんでしょう?

実際に、あんな巨大な目をして棒きれのような手足の人間がいたら普通にホラーです。

これは、人間が人間を美しいと認識する反応「正常刺激を越えて正常に見える超正常刺激であると考えられます。クジャクは派手なオスのほうがモテる…んだったら、人間が過剰に装飾を施してもはやクジャクの形をしてないくらいにデコ盛り熱盛のクジャクを作ると、実際にメチャモテになるそうです。

これと同じことが、少女漫画によって幼年期に女の子の場合、少女漫画からすり込まれてしまい、それが病的な極端さが合わさると、手足が太くなるのが恐怖で食べない/運動しないようになったり、こじらせて拒食症や無限整形地獄といった容姿に自ら呪いをかけて生きるようになってしまいとても不健康です。

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