毎日の料理で使用する油、あなたはどれくらい気を遣っていますか? 今回の無料メルマガ『システマティックな「ま、いっか」家事術』では、著者の真井花さんが食用油に関する豆知識を披露するとともに、おすすめの油も紹介しています。
どれを使う?
さて、本日はアブラのお話。
脂じゃないよ。油だよ。ま、油の結果が脂で、それから油が精製されているとも言えるんだけど( ̄∇ ̄)。
みなさんも毎日食事を作るときに必ず油を使いますよね。その油はどのようなものを使っているでしょうか。
…は? サラダ油? うーん、それは止めた方がいいかも。
だいたい「サラダ油」って名前からしてビミョーですよね。サラダ用のオイルっぽいですけど、それじゃ加熱には向かないのかっていうツッコミはアリですよね。で、何が使われているのか全く解らない。うーん…。ま、ちょっとググってみてもらえれば、サラダ油の素顔が解ると思います( ̄∇ ̄)。
油の良し悪しは、なんといっても成分の良し悪しです。それ以外に抽出方法の違いも大きく、値段が高いほど安全な抽出方法を用いていると言われています。安価だと、劇薬の溶剤を使って抽出することがあり、これが油に溶け込んでしまうんですよね。ところが、この抽出方法をチェックする術はほとんどないので、信頼できる生産者から買うという方法に頼る他ないでしょう。
ちなみに我が家では、だいたい
- オリーブオイル
- グレープシードオイル
- ゴマ油
この三つを使い分けています。3つを使い分けている理由は
- 和洋中にそれぞれ合わせたい
- 加熱・非加熱に対応させたい
からです。もっとたくさん使い分けている人もいるかもしれませんが私は3つもあれば十分なんです。
基本の調理では、グレープシードオイルを使います。クセがなく香りも淡いので、どんな調理にも合うからです。また熱に強く、栄養分が変化しないそうです。
オリーブオイルは、洋風の料理に。特に我が家では毎日食べるサラダのドレッシングやハード系のパンを食べるときには、コレを使っています。
オットがオイルや調味料にコダワリを持っているんですよ。なので、少々高くても品質の良いモノを使っています。特にオリーブオイルは、特別です。
こちらはたくさん買うほど高くなるという、資本主義の原則に反した経営方針の会社のものです( ̄∇ ̄)。オリーブオイルは高いモノを結構使ってきましたが、その中では「ダントツでコストパフォーマンスが高い!」と言えます。イタリアやスペイン、あるいは国内産のもっとずっと高いものに決して負けていません。とても香りが高く、色味も美しいです。
もうひとつ、ゴマ油は中華料理や和食に欠かせません。どんなに美味しくても餃子をオリーブオイルで食べる気にはならないモンね( ̄∇ ̄)。
ゴマ油はメーカーが限られているようですが、まだ運命の一品に巡り会っていないんです。ごくフツーの太白ゴマ油を使っています。どなたかゴマ油と言えばコレでしょう! という逸品があれば、ご紹介くださいませ。メール待っています♪
料理には複数の油を使い分ける。できれば安全で美味しいものをセレクトしてくださいね。
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