私の目に止まった記事
● The sad state of crypto custody
仮想通貨は、ブロックチェーンという素晴らしい技術によって、システムとしての信頼性を担保していますが。しかし、仮想通貨を保持するウォレットと呼ばれるアカウント情報(正確には秘密鍵)を盗まれたら、それで終わりであり、その部分に関しては、アカウントの保持者が責任を持って管理する必要があります。
多くの人は、仮想通貨の取引所にウォレットの管理を任せていますが、コインチェック事件でも分かる通り、全く安全ではなく、そこが銀行預金とは大きく違います。
銀行預金よりも危なく、かつ、利息もつかないにも関わらず、将来の値上がりに期待する人たちの熱狂により、値段が高騰しているのが仮想通貨なのです。
取引所が信用できない人は、自分でウォレットを持つことも出来ます(タンス預金に相当するものです)が、ちょっとした注意不足でそれを紛失してしまう可能性もあり、それはそれでとても不安です。
結局のところ、資産運用の王道は、株と不動産だとつくづく思う今日この頃です。
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