裕福か否かは関係なし。子の人生を左右する家庭内文化の恐ろしさ

 

こうした具体的な振る舞いだけでなく、もっと抽象度というか無意識度の高い行為も育ってきた家庭内文化の影響を受けているんですよね。たとえば

  • 好みでないプレゼントをどうするか
  • 風邪を引いたときの食べさせてくれるものがなにか
  • 賞状や記念品を飾ってくれるかどうか
  • 外出先から帰宅したときの応対がどんなふうか
  • イイことがあったときどんなふうに喜んでくれるか
  • 苦手な食べ物は食事で出て来た場合に食べるか

……これ、自分ではほとんど気がつけないですけど、結婚すると違いに気がつくようなモノですよね。いつの間にか振る舞いとして身に付いてしまっていて、誰かから指摘(多くの場合厳しい話として)されないと解らない。そして家庭内…特にパートナーとの間でコレが食い違っているとかなりキツい(><。

特に、ここで難しいのは、双方かあるいは一方だけでも

非常に悪い文化を持っている場合

です。悪い文化って、具体的に言うと

  • 帰宅しても仏頂面で「ああ」だけ
  • 自分の好みでないプレゼントは捨てちゃう
  • 風邪を引いても病人食なんか作ってくれないし家事や用事はそのまま放置

…こんな感じです。読んでるだけでも胸の底が冷えそうですよね。こんな悪い文化も家庭内で継承されてしまうんです。その人自身に悪気がなくても、この文化と付き合う方は結構苦労するはずです。しかも家庭内の悪い文化は、シビアで悲しい体験として心の傷になっている可能性が高いでしょう。

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