「門松を飾ると本当に運が良くなるのか」と考える事の無意味さ

 

もうひとつは、これは怪しい系の世界から見たダメ出しなんですけど、聖書にも書かれているように、我々は神様を試したらいけないんです。

ホントに運が良くなるのかよ? という疑問を持つ事自体が、神様を疑っているわけです。つまり試しているわけです。ですからこういう気持ちでやられる人には、ほとんど効果がありませんから。ですからやらない方が良いですよ。

でも効く、効かないで言ったら、そんなに効かないんなら、なんで銀行とか百貨店の入り口にはあんなに巨大な門松が毎年飾られるんだって話なんですよ。三越とか、高島屋とかは天井に届きそうな高さの門松を毎年飾っていて、あれって一対でいくらするの? ってことですよ。ホントに効果がないものに、毎年毎年そんなおカネを掛けますかね? 効かないんなら、一社くらい、

 ■ 我が社ではやりません

とか、

 ■ この支店は支店長の意向でやりません

って言ってると思うんですよね。

クロネコヤマトの宅急便って、全国に支店というか営業所があるわけですけど、この全ての営業所には、かなり大きな神棚が祀られていて、いつでも榊がフレッシュな状態で飾られているんです。こんなのも効果が証明出来ないって話になるんですかね。

というか、それをやった会社があるんですよ。松下電器産業って会社でして、創業者の松下幸之助さんがご存命の頃に建てられた工場には、社員の人がいつでもお参りが出来る社が敷地内に作られていたんです。それが、氏の次の代から、あれは経費のムダだという話になって、ドンドンと潰されたんですよ。そのあと、かの会社の業績がどうなったのかは周知の通りです。

こういったところに科学を超越した神秘を感じられると、ホントに運勢ってガラッと変わるんですけどね。そもそも「運勢」という概念自体が非科学の世界なんですから。これを科学的に議論しても意味がないんですよ。

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【著者】 佐藤しょ~おん 【発行周期】 平日刊

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