ネットの出前に客を奪われたリアル店舗が、閑古鳥を追い出す方法

 

飲食店も同じように、今後、出前需要が高まるとすると、「リアル店舗の存在意義が問われるようになりそうです。単に「『料理』を食べるだけなら、出前で十分!」というだけの店は、どんどんお客様が「店に来店してもらえる」ことが減ってくるかもしれません。だからこそ、「店に来てこそしか味わえないもの」をお客様に提供することが大切になってきますし、それができなければ「来店客数」はどんどん減ることになるかもしれません。

「店に来てこそ味わえるもの」って何だろう?

  • 料理は、「出来立て感」や「シズル感」が味わえるものがある
  • スタッフが、料理に合う飲み物を提案してくれる
  • スタッフが、ストレスなく食事をサポートしてくれる
  • 店がいい意味での”喧騒感”があり、食事をしていて楽しい空間である
  • 食材、ドリンク等の色々な知識を知る事ができる
  • 「さすがプロだ!」というような料理を作っているところが見れる
  • 目の前で調理してくれる
  • 元気なスタッフを見ることで、自分自身も元気になれる
  • 一人でふらっと行っても、スタッフが大事にしてくれる

などなどが、パッと浮かんだもの。こういうことを店が「提供」できないと、「リアル店舗」の価値はどんどん下がっていくかもしれません。さて、あなたの店には、「リアル店舗」だからこそできる、「店に来てこそ味わえるもの」ってありますか?

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【著者】 中西敏弘 【発行周期】 毎週2回

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