地方の肉屋なのに黒山の人だかり。理由はオリジナルキャラだった

 

こういうふうな展開をしました

大人気になったミートくんは、毎週発行のチラシや新聞広告や、さまざまな広告に登場しました。たとえばポスターはコチラ。

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その広告を見るとそのお店とすぐわかるインパクトは、数百万の経費をかけてもおつりがきました。お店の目指すところは「焼肉バーベキューの一番店」で、その売り込みに、ミートくんのいろいろなバージョンをつくって広告に展開したのです。

結果、当初の考え通り、子供たちが「たなかに行こうよ」とお母さんを連れてきてくれたのです。

こういう結果になりました

その子供たちが成長して、やがて高校生になったころ本格的な焼き肉バーベキューブームが訪れました。

春の遠足には、肉をもって出かける高校生たちで店は満員になり、一般のお客様から「高校生ばかりで肉が買えないという苦情が寄せられるほどでした。ある店長から私に電話があり「前沢さん、いま数えたら高校生が67人も店にあふれているよ!」と。

いまでは、その子たちはお父さんお母さんになっていてしっかりお店のファンになってくれています。

「本気でやればお客様に届く」
「目先の損得より、いかにお客様に喜んでもらうか」

それがお店の今後の成長を決めていくということです。

image by: TK Kurikawa / Shutterstock.com

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30年以上の販促・営業企画の経験から「こうして売上げを伸ばした!100のアイデア」というテーマで、実際に行った実例を具体的に紹介します。販促以外にも経営活性化に役立つアイデアがたくさん。前沢しんじの販促ビジネス本はアマゾンや大手書店でランクイン。雑誌「月刊商業界」にも販促特集などを執筆しています。

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【著者】 前沢しんじ 【発行周期】 ほぼ 週刊

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