立食いそば屋のおばちゃんから「プロ意識」を感じる納得の理由

 

プロとアマとの違いを定義すると、

  • プロは自発的に仕事を行い、アマはやらされ感満載で仕事をする
  • プロは損得勘定に左右されず、アマは労働の対価に執着する

私的にはそんな部分にプロとアマの線引きが有るような気がします。つまりお金や時間を意識して仕事をするのがアマで、プロはそれらに関係無く自分や相手が満足出来る商品を作ったり与えたり出来る人です。

プロからサービスを受けるお客は「あぁ、この人はさすがだなぁ」と思いますし、やってる本人も「自分はプロだ」と胸を張って言えるでしょう。プロフェッショナルとはこうした他者評価と自己評価が両立している事が条件です。

では、そんなプロになるにはどうするか?

これは別に高尚な事ではありません。例えば技術的にはまだ未熟でも「その仕事が好きで好きでしょうがない」という人が提供する物やサービスには愛情が含まれ、受取る側は満足する事もありますから。

ですからプロフェッショナルの極意には、知識や経験の上位概念として

  • いかに仕事に夢中になれているか

といった価値観の部分が大きいんですね。ただ時給を貰い、与えられたマニュアルを読むレベルでは客に愛情は伝わらないし、むしろ損した気分さえ与えます。特に接客業だとすぐバレます。お客さんは敏感ですからね。だからお店の教育では会社の理念やお客さんとの関係など、哲学的な部分が重要なんでしょう。

「音多さん、とは言っても私は別に仕事を好きでやっているわけじゃありません…。そんな私でもプロになれますか?」

そうですねぇ、ある程度仕事経験を積めば自分の仕事に愛着や情熱も湧いて来るものですが、プロ意識をいち早く身につけておきたい所ですね。その方法が分れば先程のバイトのおねーちゃんも明日からプロフェッショナルに変わる事が出来ます。そんな方でも時間を待たずに自分の仕事に愛着や情熱を湧かしていち早くプロになるにはどうすれば良いでしょうか。

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