米ロ関係改善は、日本にとっても朗報
これ、すでに100万回書きました。中国は、アメリカ、ロシア、韓国と共に「反日統一共同戦線」をつくろうとしている。
※ 必読、完全証拠はこちら→反日統一共同戦線を呼びかける中国
中国の戦略は、
- 日米関係を破壊する
- 日ロ関係を破壊する
- 日韓関係を破壊する
です。
ですから日本の戦略は、
- 日米関係を、ますます強固にする
- 日ロ関係を、ますます強固にする
- 日韓関係を、ますます強固する
である。これ感情的に「イヤだ!」と思っても、「また孤立して敗戦」したくなければ、やるしかないのです。
そして安倍総理は、アメリカ、ロシア、韓国と仲良くしている。しかし、アメリカとロシアの仲は悪い。だから、日本、アメリカ、ロシアで、「中国包囲網を形成」という話にならない。アメリカとロシアが和解すれば、日米ロの仲は良好となり、それだけで、中国は動きにくくなります。
中国が尖閣を奪おうと思えば、
- アメリカは、日本防衛に動くよね
- ロシアは、中立だよね
こういう「見通し」であれば、中国はうかつに行動できないのです。逆に、ドゥテルテさんのように、感情に任せてアメリカとの関係を破壊すれば、中国は、遠慮なく侵略してきます。哀れフィリピン。いまではドゥテルテさん、「フィリンピンは中国の省になってもいい」などと宣言しています。日本もよほど気をつける必要があります。
というわけで、「具体的成果がなかった」米ロ首脳会談。しかし、大局的に見れば、日本にとってもアメリカにとってもロシアにとっても、「良い結果」だったといえるでしょう。
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