また総務省か。「中古スマホのSIMロック解除要請」の意味不明

 

OPPOが、おサイフケータイ・防水に対応したR15 Proを発表――キャリア取引に向けて、まずはMVNO販路開拓がカギに 50

お盆の最中、驚かされたのがOPPOの新製品だ。R15 Proはすでに海外で2018年4月に発売されたモデルだが、なんと日本市場投入にあたって、おサイフケータイと防水IPX7に対応させてきた。

OPPOは、日本においては今年春に参入したばかりのスマホメーカーだ。中国・深センにある本社を取材し、若くて勢いのあるメーカーだという認識はあったが、まさか、このタイミングでおサイフケータイに対応してくるとは思わなかった。参入当時、日本仕様にも対応していきたいという話はしていたが、予想以上に速かった

OPPOは、日本参入の一つの目的として、キャリアで取り扱いしてもらうことを重視している。日本市場においてキャリアで扱ってもらい、その実績をバネにアメリカ参入を狙っているとされる。そのため、日本のキャリア市場で成功するためにはおサイフケータイ対応は避けては通れないと判断したのだろう。

海外のSIMフリーAndroidスマホでFeliCa対応となると、HTCぐらいしかない。しかも、デュアルSIMにも対応している。

ただ、R15 Proは海外では日本円にして7万円を超える値付けで売られていることを考えると、日本でもそれに近い価格になることは間違いないなさそうだ。日本ではいまだに認知度はかなり低いブランドであるだけに、この価格でこのスペックというのはOPPOをミッド・ハイレンジで勝負できる、安売りではない競争力のあるブランドとして認知させたいというOPPOの意気込みが見て取れる。

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