なぜ日本の「全問正解教育」は、子供を打たれ弱い人間にするのか

 

この無謬性礼賛主義の日本の有り様と対極にあるのが、どうやらフランスらしいんです。いわば向かいキズ上等主義ですかね( ・∀・)。下記の記事を読んでみて下さいね

● フランスの子どもたちが学校で鉛筆を使わないのはなぜか?

筆記具ヒトツでそんなバカな、と思われるかもしれませんが、試しに万年筆やボールペンなど消せない筆記具で書いてみてください。いや、書くことに久しぶりに緊張しますから。

大人は子供に

  • やってみなくちゃ分からないじゃない
  • 失敗は成功の母だよ
  • トライアンドエラーを繰り返すんだよ
  • チャレンジしてみることに価値がある

とか言いますよね。それは解らなくもないんですが、無謬性に価値を置くよう繰り返し躾けられてきているのに、いざ勉強以外の場所でミスやキズを引き受けろと言われても難しいですよ、そりゃ。

だって、ほら、大人でさえ手帳に仮の予定を書くのさえ

  • 書き間違えたくないから万年筆やボールペンはちょっと…

って思っているんですから。予定が仮置きなら、付箋にでも書いて貼っておいたらいいんじゃないでしょうか。

ちなみにワタクシ。この記事を読んでから、手帳には消せないタイプのボールペンで記入しています。来年からは万年筆にしようかと思っているくらい。

無傷はそれほど美しくない。キズやミスを引き受けて生きていくことこそ、子供に学んでほしいと思います。

image by: Shutterstock.com

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【著者】 真井花(まないはな) 【発行周期】 週3回(月水金)刊

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