2つ目の言葉は、H・S・トルーマン氏の言葉です。
誰の手柄になろうと気にしなければ、人生で達成できないことはない。
自分の手柄(利益)だけを考えると視野が狭くなることや、目先の手柄(利益)に縛られないこと、手柄(利益)に捉われずに、自分にできることをとにかく愚直に実行してみること、ということを、この言葉から感じました。
以前聴講した研修の中で、信頼される人は、成功した時には「私たち」と言い、失敗した時には「私」と言う、ことを学びました。
また、会社において、リーダーが、メンバーの素晴らしい提案を自分の提案であるかのように上層部に報告するという例や、チームでの成功であるはずなのに、リーダーが「私は○○した」と自分の手柄にしてしまうといった例などが挙げられていました。
こういった話からも、やはり、自分の手柄(利益)だけを考えていると、短期的には、うまく立ち回っているように思いますが、長期的に見ると、信頼を失うなどの良い結果にはつながらないでしょうね。
そして、「これは、自分の手柄になるからやる」「これは、自分の手柄にならないからやらない」というような損得で判断ばかりしていると、自分の可能性をどんどん狭くしていっているように感じます。
また、チャレンジ精神や行動力を磨いていくためにも、自分の手柄という視点に縛られないことが大切ではないでしょうか。
上記の2つの言葉、事例などからも、自分の想いなどを実現するためには、まずは、自らが諦めないで実践、挑戦していくことが大切ですね。また、自分の想いなどが、次第に、周りに浸透していき、実現した時には、「周りのおかげ」という姿勢が大事になるのでしょうね。
それが後々、自らの信用、信頼へとつながっていくのではないでしょうか。
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