なぜメンタルが強い人は「もうダメだ」を絶対に口にしないのか

 

そもそも私はこの状況が「もうダメ」なのかどうかは考えないようにしていたんです。それって他者多くは上司が判断することで、自分はとりあえず今この状況下で出来ることをやる以外にないでしょ、と考えながら仕事をしていたんです。だから私はこういう状況に陥ると、目の前にあるやるべきことを、黙々と処理するようにしていました。やるべきこと、やれることがあるということは、まだゲームはジ・エンドになっていないのだと考えたのです。

は~い試合終了ね、このゲームはあなたの負けよ。と誰かが宣言するまでは、ゲームは終わっていないんですから。この宣言をされたら、それは「もうダメだ」ではなくて、「ああ、ダメだったのか」になるわけです。この違いは大きいですよ。

審判が試合終了を宣告していないのに、プレーヤーである自分が独断で、試合放棄をするのはおかしいんですよ。「もうダメだ」というセリフはそういう意味ですから。

ですからこのセリフを言わずに、今出来得ることをやるんです。やり続けるんです。その行為がムダかどうかを考えずに、誰かがストップを掛けるまで手を抜かずにやり続けるんです。それが過労死とかウツにならない働き方なんですよ。

もちろん本稿は長時間労働を礼賛するつもりで書いているんじゃありませんよ。

というかメンタルが弱い人って、定時の勤務でも壊れてしまうんです。そういう人の共通的な考え方が分かって、それがメンタルが壊れる原因になっていると気付いたんです。それがこの「もうダメだと投げ出す思考なんです。

この思考が習慣になると、5時間労働でもメンタルが壊れると思いますよ。心当たりのある方はご注意下さい。

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【著者】 佐藤しょ~おん 【発行周期】 平日刊

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