なぜ、デキる経営者は自分が気になる情報を社員と共有するのか?

 

■世の中の流れの情報

では、「世の中の流れ」の情報とはどういう内容のものでしょう。実は私も自分の気になった情報を書きとめています。例えば、最近では次のようなものです。

・広島カープの売上が2008年には60億円だったものが2017年には188億円を超えた
・アディダスの先進工場「スピードファクトリー」で作られたランニングシューズ「AM4TKY」が日本で発売になりすでに納品待ちの大評判になっている
・京都の繊維会社「ミツフジ」が、人のコンディションをスマホで管理できるウエラブルウエアを開発した
・ソニーの最近の業績が好調な原因の1つに、スマホゲーム「フェイト・グランドオーダー」の快進撃がある
・MBAで有名なグロービス経営大学院の堀義人学長がBリーグの茨城ロケッツのオーナーとなり最下位から地区2位の成績にまで引き上げた。
・焼き鳥チェーン「鳥貴族」の原価率は34~35%である。
・2017年の軽自動車販売台数1位はダイハツで、61万台であった。
・掃除機のダイソンが、電気自動車の開発を着々と進めている
・衣料品大手しまむらでは、最近客離れが進んでいるようだ

まだまだあげていけばキリがありません。とはいえ、これだけでも私の興味の一端が分かるでしょう。これらの情報の中には、スポーツ業界に関するものもあれば一見関係なさそうなものもあります。

もちろん人によって気になる情報は違いますし、同じ情報でも受け取り方に違いがあるのは当然です。それでも経営者は、自分が受け取った情報を社員の皆さんに伝えていくと良いでしょう。そして、その時には必ずその情報の持つ意味を自分なりに伝えておくことです。

print
いま読まれてます

  • なぜ、デキる経営者は自分が気になる情報を社員と共有するのか?
    この記事が気に入ったら
    いいね!しよう
    MAG2 NEWSの最新情報をお届け