3.到達過程での「軌道修正が的確」であった
この段階は、地球から月に向けてロケットが発射された後の段階になります。地球から月に行って、地球に帰ってくるのですから事前に綿密な計画があったでしょうね。
しかし、いくら緻密に計画されたものであっても、事前には予期できなかったことが起きるので、計画通りにはなかなかいきませんね。地球から月に行くまでには、色々なことが起きたと思うので、様々な軌道修正が求められたことでしょう。
映画にもなったアポロ13号のトラブルの時には、まさに、この的確な軌道修正がなされなかったら、地球に戻ってくることは難しかったかもしれませんね。方法論の具体化の段階で綿密に練られた計画であっても、その時の状況や環境の変化によって計画を見直すことが必要で、そのためには、柔軟に考えるような柔軟性が求められてくるでしょうね。
研修の中で講師が挙げた
- 明確な目的・目標を持つ
- 方法論の具体化
- 的確な軌道修正
という3つの要因は、何らかの物事を進め、成し遂げるために、必要となるひとつの目安になるのではないでしょうか。その物事の継続を考えるのであれば、この3つの要因に加えて、
- 次の挑戦に向けての振り返り
という要因が挙げられるのではないかと思います。これからの自立・自律型人財やリーダー、そして子どもたちにとっても、この要因に基づいて考えて、行動、実践していくことも大切になるでしょうか。
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