MAG2 NEWS MENU

なぜ「絶対捨てないもの」だけを選べば、断捨離はうまくいくのか

マニュアルやノウハウ本は便利ですが、ただ鵜呑みにするだけでは芸がありません。それは、片付けも同じこと。今回の無料メルマガ『システマティックな「ま、いっか」家事術』では著者の真井花さんが、片付けに当たっては例えば「こんまりさんの教義」通りでなく自分自身の基準で「絶対に捨てないもの」を選ぶべしとし、その効用について解説しています。

絶対捨てないモノ

さて、本日は捨てる捨てないのお話

こんまりさんがアメリカでスゴいことになっているみたいですね!え?知らない?日本の大手メディアは全然報じていないですからね~。

しているんです。しかも、それに止まらず、その中で紹介した本の片付けに関して本を特別なものと位置づけるアメリカの読書家たちから批判を浴びているんです。こんまりさんに反対する人もこんまりさんを支持する人も、両派入り乱れてスゴいことになっているんですよ(もう収まったのかな?)。

ま、本に特別な地位を持たせる人の気持ちも分かりますが、それを言いだしたら他のものでも「特別な地位」を認めうることになり

ことになってしまいかねません。こんまりさん的には、本を特別扱いするわけにはいかないんでしょう。

で、今回のお話は、そう、片付けるときの基準のお話。片付けるときには、多くの…おや、多すぎる品物たちをなんらかの基準で分類していく必要がありますよね。このとき問題になるのが

です。片付け本にはこれに関して著者独自の基準がたくさん挙げられています。たとえば

…などなど。

でね。ここが難しいんですが、片付け本のとおりに、つまり著者の言う通りの基準を採用しても上手く片付けられないことはよくあるんです。いや、ホント、よくあるんですよ。あなただけじゃないですから。

これは、ホントは片付けセミナーで解説するようなことですがなるべく

打ち立てるべきです。借り物じゃダメなんですよね。

そして、この基準のユニークさがこんまりさんの

ってヤツです。ちょっと詩的で、そして捨てるものではなく残すものを選ぶ基準であったところが、とても新しくてステキだったんだと思います。

ただ、これがフィットしない方もやっぱりいるんですよ。全部ときめいちゃったり、ときめくっていう状態がどれだか解らなかったり。

そこで、もうちょっと違う切り口の基準があってもいいかなあと思うんです。それでオススメしたいのが

です。普通は、「捨てる」かどうかを基準にするものです。ですがそれを反転させて捨てないものを選ぶんです。しかもそれに「絶対」をつけるんです。

これで選ばれたものは別の基準、たとえば「気に入っているか」「大好きか」「役に立っているか」などで選んだものと同じになる可能性があります。ですが、そういう

方がたくさんいるんですよ。なので、ちょっと捻った基準にしてみたんです。

この基準で選ばれたモノは、おそらくその人にとって

のはずです。是非これを軸にして、モノを分類してみてください。

絶対捨てないモノそれだけ選んでみて。出来ないように思えて出来るから。そして、ソレ以外結構どーでもいいんだと思えるから

image by: Shutterstock.com

真井花(まないはな)この著者の記事一覧

食べるのは大好きだけど、作るのは超苦手。棚拭きとアイロンがけが何より嫌い。そんな家事オンチだった私がソレナリに家事をこなせるようになったワケ。家事全体を見渡して、最小の手間で最大のリターンを得る、具体的なシステムをお知らせするメールマガジンです。

無料メルマガ好評配信中

この記事が気に入ったら登録!しよう 『 システマティックな「ま、いっか」家事術 』

【著者】 真井花(まないはな) 【発行周期】 週3回(月水金)刊

print

シェアランキング

この記事が気に入ったら
いいね!しよう
MAG2 NEWSの最新情報をお届け