日本にはマーケティングやマネジメントなどという言葉がない時代から商売が発展してきた歴史があります。たとえば、近江商人の三方よしという言葉。「買い手よし、売り手よし、世間よし」です。ビジネス環境が劇的に変化していくこの現代でも使われます。というか、現代だからこそ必要なことなのかも知れません。
ビジネス、商売の発展にはこの言葉だけで十分です。それほど真理はシンプルなものなのです。それをわざわざ最先端の○○マーケティングだのなんだのって、流行になったりしますが、単純にコンサルタントが良いようにシンプルなことを複雑化しただけのことです。結局、実践レベルにまで伝わらなければ全く意味がありません。専門用語やそれっぽい言葉などどうでもいいのです。
専門用語を連発してくるコンサルタントほどクライアントにとっては良いパートナーとはいえません。いかにも!というようなコンサルタントもクライアントにとってほんとに良いパートナーとなり得るかどうかとは限りません。自分の知識の多さを武器に、かっこよく見られたいだけ、というようなコンサルタントもいるのです。十分に注意してくださいね。
■今日のまとめ
「専門用語をやたらと使いたがるコンサルタントは信頼できない」
・お客様や取引先などと商談したり、プレゼンする際に相手に簡単に伝わる言葉でわかりやすく伝えていることができているか?社内で話しあってみる。
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