中国人が「春節」で落としたカネに群がる、日本人の悲惨な末路

 

中国人観光客問題は、すでに皆さんご存知ように数多くあります。ホテルでの傍若無人ぶり、観光地でのゴミのポイ捨て、立ち入り禁止区域への立ち入り、行列への割り込みなどマナーの悪さは枚挙に暇がありません。

それでも、日本政府としては中国人観光客がもたらす経済効果は欲しいということなのでしょうか。厚生省の不正統計問題で、アベノミクスの真価が疑問視されていますが、むしろ世界的には、中国人観光客のリスクが表面化しています。

去年、スウェーデンのホテルで予約より1日早く到着し立ち去ろうとしなかった中国人を、警察が追い出したことで、政府間の対立となった事件は記憶に新しいところです。欧州はいかに経済効果があっても中国人観光客はお断りというのが正直なところでしょう。

日本人もかなり中国人のマナーの悪さには辟易していながら、政府の思惑とは全く別に、観光地でも商店でも「いらっしゃるお客様には楽しんで頂きたい」と、中国人を排除せずに真摯に対応するあたりが日本人ならではの対応だと思います。

また、中国政府も中国人のマナーの悪さに対して、国内向けに注意喚起をするなど少しだけ努力しました。ネットでも、中国人間で中国人のマナーの悪さについて賛否両論が出たり、外国在住の中国人が中国人観光客の「旅の恥はかきすて」的行為を注意するといった姿もみられました。

私も有楽町で、中国人観光客が信号無視をして危険な状況だったのを見たビジネスマン風の中国人が、観光客に向かって「信号無視をするな!ここは日本だ!」と怒鳴っているのを目撃したことがありました。

このように、中国人がこうして世界に出ていくことによって、彼らの見聞は広がり、自己を見つめなおす機会となっていることも確かです。世界各国の観光地は迷惑千万ですが、中国人観光客が海外に出ていくことで、少しでも自らの愚行を恥じることができたら、それはとても意義のあることだと思います。

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