私たちはどうすべきでしょうか?
まず、私たち自身が認識を変えるべきでしょう。
ネット時代になって、政治家や官僚よりも、一般国民の方がより正確に国際情勢を理解しているという状況があり得る時代となりました。
政治家を「偉い先生」と見做して任せる時代は終わりました。
その一方で、「政治なんて汚い!政治家なんてゲスな人間がやることだ!」と忌避するのも間違いです。
私はこう考えます。
「政治家なんて、面倒臭い仕事を引受けてくれて本当にありがとうございます」
「我々の代表ですから、様々なアドバイス、指摘、建設的批判を行って支援します!」
かつて日本の近代化をリードした福澤諭吉は、国家の近代化を果たしても、日本人に近代国家市民としての当事者意識が欠如していることを嘆いていました。
当事者はあくまでも一般国民であり、有権者です。
いたずらに政治家を持ち上げたり、逆に軽蔑したりしないで、国民がよく人選したうえで育てていく意識を持つ必要があるのではないでしょうか?
政治家は選ぶものから育てるものへ。
民間には素晴らしい能力と才能を持った人が埋もれています。そんな人達を総動員して、みんなで政治家を育むことでしか、現在日本が直面する国難を乗り切ることはできないでしょう。
人任せにしたら滅びるだけです。
山岡鉄秀 Twitter:https://twitter.com/jcn92977110
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