人生100年時代の日本をどう作るのか?
シミュレーション途中であるが、GDPを維持拡大するには、生産人口を増やすしかない。その解決として、年金の給付を遅らせることで、年金を維持する。65歳までの生産人口を75歳まで生産人口にすると、生産人口が1,500万人も増える。
しかし、75歳まで1つの会社に勤務して、年功序列賃金を維持することは難しい。トヨタの豊田社長も終身雇用制を今後も続けていくことは難しいと述べている。ジェネラリスト重視の大企業の会社員は、会社を出ると無価値になってしまう。このため、スペシャリストの部分を自分の中に作らないと、次の会社にも移れない。
ということで、45歳定年にして、45歳で企業の狭き門のジェネラリストで残れるか、偉くなれないがスペシャリストでいるか、起業するか、別の会社の管理職なるか、ある分野の専門家になるか、の選択をするような仕組みが必要になる。
そして、会社は能力に応じた年収を払い、25歳で年収400万円程度を支給して、結婚ができるようにすることである。45歳定年となれば、給与を貯めて、投資して45歳で定年になってもある程度の資金で、起業もできるようにする。45歳前での副業で技術を磨くなどをして、45歳定年に備えることができる。
年功序列で終身雇用制度という戦後の日本企業の雇用制度を全面的に見直すことが必要になっている。この見直しは、米国的な社会に、日本もなることであり、大きな抵抗が予想できるが、そのような革命的な構造改革が必要な時期に来たように感じる。
この続きを、次回以降もしたい。
さあ、どうなりますか?
image by: 문재인 - Home | Facebook