中国の「外堀」を埋めろ。アメリカが台湾軍の強化をはじめた理由

 

アメリカは、台湾軍を強化する

アメリカは台湾への武器売却を激増させています。

米 台湾に戦車100両超など武器2,400億円余売却へ 中国けん制

NHK NEWSWEB 2019年7月9日10時00分

 

(中略)

 

アメリカ国務省は8日、台湾に対して戦車108両や携帯式の地対空ミサイル250基のほか、関連する弾薬など合わせて22億ドル余り、日本円にしておよそ2,400億円を売却することを決め、議会に通知しました。トランプ政権はこれまでも、台湾に対してミサイルや戦闘機の部品など合わせて22億ドル余りの売却を決めていますが、一度に決定した武器の売却額としては今の政権下では最大となります。

22億ドル=1度に決定したが武器売却額としては現政権下で最大だそうです。ところが…。

米、台湾にF16戦闘機を売却へ 中国「断固として反対」

日経新聞 2019/8/17 5:11(2019/8/17 9:03更新)

 

【ワシントン=中村亮】米国務省が台湾にF16戦闘機を売却する方針を固め、議会へ非公式に通告したことが16日わかった。複数の議会関係者が明らかにした。米メディアによると、売却するF16は66機で総額80億ドル(約8,500億円)。トランプ政権は武器売却を通じて台湾との軍事的な連携を強め、威嚇行動を繰り返す中国をけん制する。台湾を「核心的利益」と位置づける中国は反発を強めそうだ。

22億ドルが現政権最大だったのに、F1666機売却で80億ドル。あっさり更新しました。アメリカが訪米した蔡英文総統を歓待し、武器を売りまくる理由は、なんでしょうか?当然、台湾を強くするため。台湾が中国に併合されないようにするため(アメリカ、公式的には「一つの中国の原則」を支持していますが…)。

台湾が強くなることは、日本にとってもとてもいいことです。ちなみに台湾では2020年1月、総統選挙が行われます。蔡英文総統が再選することを、心から願っています。

image by: 蔡英文 Tsai Ing-wen - Home | Facebook

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【著者】 北野幸伯 【発行周期】 不定期

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