最近はお節に手をかけるご家庭も減ってきましたが、それでも普段より買いだめをしてしまう「お正月用の食材」のしまい場所に頭を悩める方は多いようです。今回の無料メルマガ『システマティックな「ま、いっか」家事術』では著者で片付けセミナーも開催している真井花さんが、冷蔵庫のスペースを上手に確保する裏ワザを、具体例を交えながらわかりやすく紹介しています。
冷蔵庫の空き領域
さて、本日は冷たいもののお話。
そろそろお節料理の食材が、気になり始めたころではないでしょうか。我が家では、繰り返し書いているように
- お節は作りません(^^)V
難易度高すぎだと思うんですよね。年末年始くらいゆったりした気持ちで過ごしたいモン。いや、そんなに真剣にお節を作っていたわけじゃないんですけど。
ま、我が家のような家でも、お正月用のちょっと豪華な食材は準備するわけです。このとき問題になるのが
- 冷蔵庫に入れる場所がナイ!!( ̄■ ̄;;
です。イクラを買ってきたのに、かまぼこを買ったのに、数の子が柿の葉寿司が
- 冷蔵庫に入らない!!
ってこと、ありませんか。あるよね( ̄∇ ̄)
すぐ食べられる状態の食品や冷蔵保存が必要な食品が、400~500リットル以上もあるわけです。いや、よく考えてみるとすごい量ですよね。
これを防ぐにはとにかくまず
- 買いすぎない
ことです。人数が多くて2日くらいで冷蔵庫が空っぽになってしまうお家もあるでしょうが、それは食材の買いすぎじゃなくて、
- 冷蔵庫をもう一台買うべき(*゚∀゚*)
なんだと思います。あは。でも、そこまでのお家の方が少ないでしょう。フツーはダブって買っていたり、食べ忘れていたりしているんだと思います。
もっと言えば、冷蔵庫内になにがあるのかあまり把握していないということでもあるはずです。買いに行く前に冷蔵庫内を見直す買い物メモ以外のモノを買わないなど、食品の買い物についてなんらかの工夫をしてみた方がいいでしょう。
もうひとつが
- よけいなモノを入れない
です。冷蔵すると傷んでしまう食材って結構あるんですよ。ナスとかトマト、バナナ、さつまいも、たまねぎ、ジャガイモなどなど。
ザックリの目安ですが、
- スーパーに陳列されているときに
冷蔵庫に入っているかどうかで見分けられますよ。これらは常温や冷暗所に保管した方が、冷蔵庫に入れるよりずっと長持ちするんです。
我が家では、果物は基本的にキッチンカウンターの上に置くようにしています。果物はかさばりますから、コレを入れないだけで野菜室にソコソコの空きができるんです。
で、翌日食べる分くらいを前日の夜に冷蔵庫へ。これだと食べるころに程良く冷えますから。冷蔵すると傷むクセに、冷やした方が美味しく食べられるんですよね( ̄∇ ̄)
冷蔵庫に空き領域を作るためには
- 作りすぎない
ことです。料理をつい作りすぎてしまうと、どうしても残ってしまいますね。
家庭で一度調理したものは、必ず冷蔵すべきです。ただ、このハンパな残り物がくせ者なんですよね。捨てるには惜しい分量だけど、みんなで食べるにはちと足りない。で、これをタッパに入れて冷蔵庫へ。ここまではイイんですよ。
で、で………食べない( ̄∇ ̄) なんてことがあるんじゃないでしょうか。コレを食べないのは、コレ自体がもったいないだけでなく、他の食材を冷蔵庫に入れられなくなるという点でもマズいんですよね。
これについては、結婚した頃から気をつけているんですが、とにかく
- 家族で食べきれる分量を作る
ようにしています。
食べ盛りの親戚の子を預かっていたときには、そりゃたくさん作りました。アレって食べているんじゃなくて、飲んでいる…いや吸っているんですよね、絶対( ̄∇ ̄)
その子が独立していき、人数が減りましたが、この減った人数で食べきれる分量を把握するんです。当初は、作りすぎていましたが毎日作っていると、だんだん分かるようになるんですよね。